もともと熱帯アジアで広く分布してることから暑い夏が大好きなカポックにとって夏は嬉しい季節ですが、水やりはどのように行えばいいのでしょうか?
今回は美しいカポックを維持するために必要な夏場のカポックの水やりのコツについてご紹介しましょう。
夏場のカポックの水やりについて
屋外でカポックを育てている場合の水やりは土の表面がさらっとして乾いている状態を確認してから与えましょう。
乾燥している土の様子は白っぽくなっていますので土の状態を良く見ておきましょう。
特に夏場は暑さですぐに乾燥してしまいますので毎日良くチェックすることが必要です。
水を与える時間帯は夕方から夜にかけてがおすすめです。
夏の暑い日の午前中に水をあげると昼間の暑い時間の鉢の中にある水分が高温になるからです。
葉水は毎日与えましょう。
霧吹きは一つ用意しておくと便利ですね。
またカポックはおしゃれでインテリアとしての需要も高いことから園芸店だけでなく雑貨屋さんなどでも取り扱っていることが多く、雑貨屋さんなどでは手軽に室内でも置けるようにアクアテラポットという水やりが楽な鉢に入っているものを見かけることがあります。
アクアテラポットとは底に水を溜めて下から水分を補給する方法でこまめな水やりの必要が無く便利なのですが、カポックはもともとある程度の乾燥には耐えることが出来る植物ですし、根腐れしやすい性質を持っています。
鉢の底にずっと水があると常に土がジメジメした状態で根腐れの原因になることがありますのでカポックには不向きな鉢でしょう。
常に水を与えている環境ではなく、土が乾いてからたっぷり水を与えることで水と一緒に新鮮な空気も鉢の底まで届けることが出来るのです。
【まとめ】
夏場の水やりは少しでも気温の低い夕方や夜に行いましょう。
土の乾燥具合で水やりの頻度は変わってきますが毎日チェックすることが大切です。
乾いてからたっぷりの水やりがポイントです。
カポックは乾燥に強い性質を持っているのでアクアテラポットよりも水やりの調整がきく鉢の方がおすすめです。