その儚げな容姿と、冬の間だけ控えめに小さなピンク色の花を咲かせるプミラは、女性に大人気の多肉植物です。

育て方も簡単で、シルバーリーフは見た目にも美しく、インテリアとしても最適です。

 

今回は、そんなカランコエ・プミラの特徴と、増やし方のコツを紹介していきたいと思います。

カランコエ プミラ 葉挿し

【カランコエ・プミラの特徴とは?葉挿しはとっても難しい!?】

カランコエ・プミラはマダガスカルを原産地とする多肉植物で、またの名を「白銀の舞」とも言います。

その名の通り、扇形をした葉っぱの表面には白い粉がかかっており、それが霜が降りたかように銀色に見えるのです。

多くの多肉植物と同じように、高温多湿が苦手で、特に粉がかかった葉は触ると弱ってしまう可能性もあるので、あまり触り過ぎないようにしましょう。

雨の当たる場所は避け、直接葉に水をかけるのも控えましょう。

日光がとても好きなので、葉焼けしない程度に日光浴させてあげると良いでしょう。

 

夏はカーテン越しに日に当てて、冬でもたまには外に出してあげましょう。(ただし、霜が降りると1発で枯れてしまうので、基本的には室内で管理するのがベストです。)

プミラは、同じカランコエ属の中でも、葉挿しによって増やすのが難しい品種だと言われています。

葉挿しに向いている多肉植物は、葉がぷりぷりとしていて厚みがあり、多くの水分を保有することができますが、プミラの葉は平べったく、どちらかというと薄いです。

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ですので、葉挿しによって増やそうと考えられている方は、水やりの加減に十分注意する必要があります。

また、土は多肉植物用の培養土を使い、必ず風通しの良い場所で育てるようにしましょう。(古い土は育ちが悪くなるため、必ず新しい土を用意します。)

5月前後と、9月が生育期に当たるので、この時期に増やすと失敗が少なくなります。

 

逆に、梅雨の時期は湿度の管理が非常に難しいので、避けるようにしましょう。

葉の切り口が汚いと、根が生えてこない場合がありますので、綺麗に取れない場合は、ナイフを使うのも手でしょう。

【まとめ】

基本的には、よく観察することが一番重要になってきます。同じ日本に住んでいても、その環境は東と西だけでも大きく違います。

万全の準備を整えて、それでも失敗することが長く続いたら、別の方法で増やすことも考えてみましょう。

プミラは挿し芽や株分けによって、比較的簡単に増やすことができるようなので、色々な方法を試して、自分が一番楽しい方法を見つけましょう!