春から秋まで鮮やかな花を次々に咲かせてくれるアザニアは、キク科ガザニア属の植物の総称です。原産は南アフリカで周辺地域には40種類ほどが分布していますが、日本で良く見る物は野生種をヨーロッパで改良した、園芸用の品種です。日本には、大正時代の末に持ち込まれました。
ガザニアは春先からポット苗が売られるので、色を確認してそこから育てる事ができます。また前の年に咲いた花から取った、種からも育てられます。
【ガザニアの種を蒔いてから発芽までの時期はどれくらい?】
植物を種から育てるときに一番気になることが、発芽までの期間ではないでしょうか?植物の種類によって3日程度で発芽するものから、2ヶ月くらいかかるものもあります。そして種まきのしかたや蒔いてからの管理の方法も植物の種類によって違うので、発芽するまでの間はこの管理の方法で合っているのかも不安になります。
ガザニアの場合、種まきは春または秋に行います。そしてガザニアの花は太陽を好み日当たりの良い所で育てますが、種は日光に当たると発芽しにくくなります。したがってポットに種を蒔いてたっぷり土をかぶせたら、日陰で管理します。
種まきをして土が乾かないように気をつけながら日陰で管理すると、ガザニアは3日~7日で開花します。そしてそのまま同じ状態で管理を続け、本葉が数枚くらいに増えたら庭や植木鉢に植え替えます。
【まとめ】
ガザニアは種まきしてから早いと3日くらいで発芽し、遅くても1週間で芽を出します。すぐに発芽しなくても、あせらずに待ちましょう。種は昨年の花から取ったものでもいいですが、園芸店に売っている品種がミックスされている物を選ぶと比較的発芽率が高いといいます。
そして種まきの時期は春と秋ですが、暖かい室内なら冬に種まきをすることもできます。秋や冬に種まきをすると春までに株が育ち、開花時期に成長が間に合います。室内に管理する場所があれば、冬にも試してみるといいかも知れません。