手鞠のような花姿が人気のあじさいですが、育てる場所はどのようにしたらいいのでしょうか。植物だから日当たりのいい場所がいい?それとも日陰?気になりますよね。
この記事では、アジサイを育てる場所や日当たりについて調べたことをまとめました。
あじさいの育て方や日当たりは?
紫陽花は、陰に置いても育つことができる植物ですが、適度な日あたりがあると、より花つきがよくなります。ですが、花の咲き始めのころは直射日光に当て続けると花が傷むのが速くなることがあるため、花がつきはじめたら、午前中のみ日があたる半日陰に置いて育てるのをおすすめします。
育てるときの用土にはあまりこだわらないでもよいのですが、アジサイの大きな特徴は、土の性質によって花の色が変わることです。
アルカリ性の土壌ではピンク色の花が咲き、酸性の土壌では青色の花が咲くのです。出したい色によって、土壌を作り分けることができる花というわけです。
注意しなければならないのは水やりです。アジサイは水を欲しがる植物です。土の表面が乾き始める前に水をあたえましょう。
地植えの紫陽花には特別な肥料は必要ありませんが、冬には肥料を与えて上げると、春からの成長と花つきがよくなると言われています。
紫陽花は、今年に花がついて伸びた枝には、翌年には花がつかないという特徴があります。次に花がつくのは、昨年に伸びた枝なのです。つまり、アジサイは同じ枝からは2年ごしで花が咲くという特徴があるのです。
剪定しなければ咲かないとも言われていますが、必ずしもそういうわけではなく、咲かない理由の多くは、来年用の花芽がついてから剪定してしまい、花芽も切ってしまうことによるものです。アジサイの剪定は、花の終わりのころに思い切って行うことが大切です。多くの場合、7月にはいったらすぐに剪定を行います。
秋色まで楽しみたい場合は、ある程度来年の花つきを諦める必要があります。
まとめ
いかがでしたか?今回はアジサイの育て方や日当たりについて調べたことをまとめました。アジサイはとても不思議な性質をもったお花です。その分、育て甲斐やお世話のし甲斐がありますね。