愛知県豊田市にある香嵐渓は紅葉の時期のもみじが全国的に有名ですが、実はカタクリの群生地としても有名な場所なのです。カタクリの花は開花するまで約8年もかかると言われ、香嵐渓のカタクリは地元の方々の協力による保護や育成のおかげで今では規模の大きく見事なカタクリの群生地が出来上がったのです。今回はその香嵐渓のカタクリの見頃をご紹介します。
香嵐渓でカタクリが見れる?見頃はいつ?
香嵐渓でカタクリの群生地がある場所は、飯盛山の約05ヘクタールの斜面一面です。気候や気温によって変わりますが、香嵐渓でカタクリの花が咲く見頃は3月中旬から4月上旬です。3月下旬になると一気に開花することから3月の下旬の暖かく晴れた日に見に行くのがベストです。香嵐渓にはカタクリの他にもキクザキイチゲやニリンソウ、ナベワリ、スミレ、ヤマルリソウ、ヒトリシズカなどの花々も咲き始めます。カタクリの花がきれいに咲くのは晴れた日の午後です。午後1時ごろから開花し始め夜になるとまたつぼみます。曇りの日や雨の日、気温が低い日などは一日中つぼんだままで休養していることから繊細な花だと言われています。また、珍しい白い花の色のカタクリの花も咲くことがあります。初恋の花言葉を持つ可憐な紫の花であるカタクリの花は愛好家が多く、群生を見ることが出来る場所もそう多くないため貴重な花となっています。
足助観光協会の公式ホームページでは開花状況なども随時掲載しているのでお出かけ前にトップページのお知らせ欄をぜひチェックしてから行きましょう。香嵐渓へは車でアクセスするのが便利です。
【まとめ】
春の訪れとともに咲くカタクリの花は可憐な印象を持つ花です。多くの人に愛されるカタクリの花は愛知県の香嵐渓で素晴らしい群生を見ることが出来ます。見頃は3月中旬から4月上旬で、香嵐渓の斜面一面に咲き誇るカタクリの群生を楽しむことが出来ます。これらの素晴らしい景色は地元の方々の地道な努力のおかげで成り立っています。香嵐渓へは紅葉の時期だけでなく春の花々が咲く時期も見ごたえがありますのでぜひ訪れてみましょう。