東京都の奥多摩町にある御前山はカタクリの群生が見れる場所として有名な場所です。
開花を迎える季節になるとカタクリを求めて多くの登山客が訪れる人気の場所となっています。今回は、御前山で見ることが出来るカタクリの見頃や、おすすめのポイントなどをご紹介しましょう。
御前山のカタクリの見頃はいつ?
御前山は奥多摩三山と呼ばれる山の一つで標高1405メートルほどの高さを持つ美しい山です。標高はあまり高くはありませんが急な斜面が多く数ある奥多摩エリアの山の中でも中級者向けの山です。そんな御前山はカタクリの群生地として人気の高い山なのでカタクリの見頃の季節には美しい奇跡の瞬間を求めて多くの登山家が訪れるのです。というのも御前山のカタクリは4月下旬から5月上旬にかけて咲く花なのですがカタクリの開花期間は約2週間ほどととても短く、タイミングよく見れることは奇跡に近いことからカタクリは春の妖精と言わています。
御前山でカタクリが見れるおすすめのポイントは登山口から大ブナ尾根ルートで、途中のサス沢山は奥多摩湖がきれいに見れるメジャーなスポットです。940メートルの標高のサス沢山を過ぎたあたりからぽつぽつとカタクリが咲いているのが見れます。標高1531メートルの三頭山や1348メートルの惣岳山は休憩ポイントです。さらに山頂部に向かう途中にカタクリが見れるポイントがあります。登山口から御前山の頂上までにかかる標準の時間は約2時間30分ほどです。
また、頂上からクロノ尾根に向かう尾根にカタクリの群生地ポイントがあります。こちらのポイントの方が日当たりが良いことから山頂付近より開花の時期が早いそうです。さらに下りの登山道にある大ダワ付近の脇道にもカタクリの群生地があります。
【まとめ】
登山客に人気のある奥多摩エリアの中で御前山はカタクリが見れる特別な山として人気を集めています。御前山のカタクリの見頃は4月下旬から5月上旬で、開花期間は2週間ほどです。御前山は斜面が急な山ですが、カタクリが目を楽しませてくれます。ぜひ、奇跡のカタクリを見に御前山に行ってみませんか?