テッセンとはクレマチスの品種の一つです。知っての通り、クレマチスは、つる性の植物です。長くお花を楽しむためには、剪定は欠かせません。他のお花と組み合わせたり寄せ植えにしたりといろんな楽しむ方ができます。つる性植物の女王と呼ばれるだけあって、種類も豊富でそれぞれ花の咲く時期が違います。購入時には、お花の色合いだけでなく開花時期など確認しましょう。
【クレマチス テッセン 育て方】
【クレマチステッセンの上手な育て方のポイント!】
テッセンは、市販の種はなく苗を購入し育てていきます。植え付けは、12~3月が適切な時期です。すぐに鉢や庭に植え付けたいときは、育苗ポット3.5~4号の苗を購入しましょう。それより小さいサイズの苗は、まだ幼く弱いので、約1年はそのまま育苗ポットで育ててから植え付けるようにしましょう。
鉢植えの場合は、育苗ポットよりも1~2周り大きな鉢に植えつけましょう。地植えの場合は、育苗ポットよりも2~3周り大きい植穴を掘りましょう。鉢植えも地植えも下から2番目の葉まで土に埋めるようにするのがポイントです。
テッセンは、日光を好むので、半日以上よく日の当たる場所を選びましょう。また、乾燥が苦手ですから、お水をたっぷりとあげることが大切です。根腐れを起こさないように水はけのよい場所や用土を選びましょう。庭植えの場合は、水はけをよくするために軽石を土に加えるのもよいでしょう。
クレマチスを育てるときは、あんどん仕立て用の支柱が必須です。最初クレマチスの苗は、つるは伸びていません。しかし、育てていくとあっという間に四方八方につるが伸びて収集がつかなくなってしまいます。また、あんどん仕立て用の支柱につるを絡ませることによって植物全体に日が当たり、たくさんの花を楽しむことができます。
鉢植えの場合は、2~3年に1回の割合で、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。根は弱く切れやすいので注意して植え替えましょう。
【クレマチス テッセン 剪定 】
・クレマチステッセンの剪定について
クレマチスの選定方法は、3種類あります。強剪定は全体の3分の2刈り込みます。弱剪定は全体の3分の1ぐらい刈り込みます。品種によっては、どちらでもよいというものもあります。
植え付けてから1年目は、6~7節ほどつるが伸びたら、株元から2~3節目で切ります。5~6月の間に2回ほど剪定すると株が丈夫になります。
2年目以降は、大体3回を目安に剪定をします。3~5月に7~8割ほど花が咲き終わったら、土の株元から2~3節目で剪定しましょう。1~2か月で新しい花が咲き始めます。6~8月頃の夏の剪定では、つるの先から1/3の高さで、全体を切りそろえましょう。9~10月は、花を付け根から切り落とすことで、冬越しに備えます。
つる性なので、剪定後は支柱につるを誘引しましょう。また、花柄摘みも忘れてはいけません。種ができてしまうと株が弱るので、早めに摘み取りましょう。
【まとめ】
テッセンはつる性なので、剪定することで、花芽がつきお花を十分楽しむことができます。剪定することで、株を丈夫にし冬を越すのですから大切な作業になります。満開にのお花を想像しながら剪定すれば楽しさ倍増間違いなしです。