「ツル植物の女王」と呼ばれるクレマチス。
初心者に育てやすいツル植物で、病気などには強いと言われているクレマチスですがかかりやすい病気などもあります。
病気にかかったしまった場合の対策や、病気にならないための対策をご紹介したいと思います。
クレマチスがうどんこ病に?!対策はどうすればいい?
クレマチスは、病気にかかりにくい植物と言われていますが
主にかかりやすい病気は「立枯病」「白絹病」「うどん粉病」「葉枯病」
などがあげられます。
その中の、「うどん粉病」にかかってしまった場合の対策についてご紹介します。
「うどん粉病」とは、うどん粉を被ったように白い粉末状のものが発生します。
原因は主にカビと言われており、風通しなどが悪いと発生しやすく
また、近くにある雑草から感染する事もしばしば・・。
クレマチスを植えている周りの雑草を刈ることである程度の予防にはなりますが、「うどん粉病」の菌はどこにでもいるので、発生してしまうのは
仕方ない事とも言われます。
「うどん粉病」葉、乾燥しやすい夏場に発生しやすいため
乾燥させないよう水をあげる時には葉っぱにも水をかけてあげましょう。
「うどん粉病」の対策
1・周りの雑草を刈る
2・風通しの良いところで育てる
3・夏場の乾燥する時期が葉っぱから水をかけてあげる
以上を心がけることで、「うどん粉病」予防ができると思います。
もし、「うどん粉病」にかかってしまった場合
初期段階であれば、重曹を薄めたスプレーや殺菌剤を吹きかけ治療します。
また、規模が狭ければ「うどん粉病」になってしまった葉を早めに切ってしまうのも1つの手です。
症状が酷い場合には、薬剤を使用し木の下部や葉の裏側など
クレマチス全体に満遍なくかけてあげましょう。
クレマチスのうどんこ病。殺菌剤のオススメは?
クレマチスが病気にならない為にも、予防として殺菌剤を使用する場合もあります。
殺菌剤をあまり使用せず、病気の対策をしたい!と言う方は
「うどん粉病」の対策で書いた3つの方法などを試してみてください。
殺菌剤を使用しない方法でも効果はみられるでしょう。
3つの対策方法では不安・・と言う方、殺菌剤には予防してくれる作用もあるためオススメの殺菌剤をご紹介したいと思います。
殺菌剤にも種類があり、「予防薬」「治療薬」「予防治療薬」の大まかに3種類あります。
今回はその中でも、対策と「うどん粉病」にかかってしまった後に使える「予防治療薬」をご紹介したいと思います。
予防治療薬の中には、大きく分けてスプレータイプのものと水和剤の2種類があります。
どちらを使うかは、お買い求めの際に店員さんに聞くのをオススメします。
まず、水和剤の予防治療薬ですが「パンチョTF顆粒水和剤」「兼商モレスタン水和剤」が効果的が期待できる商品です。
どちらの商品も水に溶かして使用します。
スプレータイプの予防治療薬は
「ベニカXスプレー」「ベニカグリーンVスプレー」「ベニカベジフルVスプレー1000ml」「ベニカワイドケアスプレー」「マイローズ殺菌スプレー」
などがあげられます。
どれも、基本的にはそのままスプレーして使用することができますが
使用方法は商品の記載に従って使用してください。
また、スプレータイプの中でも効果の大きさや即効性など違いがあるため
お買い求めの際に店員さん聞くことをオススメします。
ネットでお買い求めの際は、使用方法などを良く読み
用途に合ったものの購入をオススメします。
【まとめ】
クレマチスは初心者にも育てやすい植物ですが
病気になってしまうと、悲しいですよね・・。
できれば、病気などにかからずに綺麗に花を咲かせてほしいですね!
その為の対策などは、欠かさずに行いましょう。