可愛い黄色やオレンジの花を咲かす金盞花は、キク科の植物です。別名は、カレンデュラ・ポットマリーゴールド。

金盞花はきんせんかと読みますが、なぜ、きんせんかと読まれるようになったのでしょうか。

その意味、由来について調べてみたいと思います。

金盞花 きんせんか 意味

金盞花をきんせんかと読んだのはなぜ?意味は?

金盞花の名前の由来は、金と盞の2つに文字にその謂れがあります。金は、黄色・オレンジの花が黄金色に見えたこと。盞は、花の形が盞(さかずき)のような形状をしていたこと。黄金色の花をもち、蓋の形状をした花だったから、金盞花。

確かに、金盞花の花はほかの花に比べ、花弁が幾重にも重なって咲いており、その花弁が盞に見えないこともありませんが・・・。

この花を金盞花と名付けた人は、この花の見た目を重視したのかもしれません。

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金盞花は、今も昔も日本ではほとんどが観賞用として庭やプランターに植えられておりますが、ヨーロッパでは、主に薬用ハーブとして多くの方々に愛用されてきました。

金盞花の花にはサポニンをはじめ、アミノ酸・フラボノイド・カロチノイド・トリテルペノイドが豊富に含まれており、それらの成分が外用薬として、また、内服薬として、今も活用されているとのことです。

花弁と葉には、消炎・抗菌・清浄・保湿作用があります。これらの作用は、皮膚の炎症、切り傷、火傷等の皮膚疾患治療、ニキビ予防、日焼け止め等に外用薬として幅広く活用されているほか、内服薬としても、古代ギリシアの時代から、解毒・消化不良解消、虫刺され、胃潰瘍を治療する薬用ハーブとして、広く用いられてきたとのことです。

まとめ

金盞花の黄色の花は、プレゼントやギフトにはおすすめできません。金盞花の花言葉はネガティブなものが多いのですが、特に黄色系の花は不吉なものが多いので、注意しましょう。ちなみに、黄色いカーネーションの花言葉は軽蔑、黄色いバラの花言葉は嫉妬、黄色のマリーゴールドの花言葉は嫉妬・絶望・哀しみ、黄色いユリの花言葉は偽り、黄色いチューリップの花言葉は望みのない恋。

お祝いごとには、黄色の花を避け、ピンクや赤、白等の花を贈ることをおすすめします。