春になると花壇や花鉢をにぎわすヒヤシンスの花。皆さん一度は見たり、聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?ヒヤシンスはスイセンやチューリップと並ぶ秋植え球根です。秋に球根を植え、冬を超えて春に花を咲かせます。

ヒヤシンスは見るだけではなく香りも楽しむことができます。ではヒヤシンスの中でも香りの強い品種はどれなのでしょうか?

ヒヤシンス 香り 品種

ヒヤシンスの香り

ヒヤシンスの開花時期は3月から4月と言われています。春先に花を咲かせ良い香りを漂わせてくれます。ヒヤシンスの和名は風信子や飛信子といい、風にヒヤシンスの香りが運ばれてくることから名付けられたと言われています。

ヒヤシンスの香りはグリーンノートと呼ばれる爽やかな香りです。青葉を思わせる香りで春にはピッタリの香りです。

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ヒヤシンスの香りの強い品種は!?

ヒヤシンスの中にはフランスで品種改良されたローマン系と呼ばれるものとオランダで品種改良されたダッチ系と言われるものがあります。一般的にイメージされているヒヤシンスと言うと一本の茎に多くの花を付けるダッチ系と言われるものです。一方、ローマン系と呼ばれるヒヤシンスは一つの球根から数本の茎を生やしダッチ系のヒヤシンスと比べて咲かせる花の数は少ないものの丈夫であり、ダッチ系よりも香りが強いと言われています。もし、ヒヤシンスの香りを楽しみたいのであればローマン系のヒヤシンスを選ぶのが良いと思います。

【まとめ】

春の訪れを教えてくれるヒヤシンス、一言でヒヤシンスといっても花の形、色、香りなど様々なものがあります。色によって花言葉も異なり、とても楽しめる植物です。室内で水栽培を行えばインテリアとして用いることもできます。ローマン系のヒヤシンスの場合、水栽培を行う際は容器の選定をしっかりとしなければ倒れてしまう危険性もありますが、容器をきちんと選べばローマン系のヒヤシンスも水栽培を行うことができます。春にローマン系のヒヤシンスの花やその強いグリーンノートの香りを楽しむのも良いと思います。