キンギョソウはカラフルで香りがよく、ガーデニング初心者でも育てやすい植物です。南ヨーロッパや北アフリカなど地中海沿岸地域に生息しているお花で、寒さにも暑さにも強いという特徴があります。
種まきのシーズンは春と秋の年2回ありますが、初めて育てるときは秋に蒔いて春に花を咲かせたほうが簡単です。冬の間は生育期で、このときの育て方のポイントを紹介します。
【キンギョソウの育て方!冬に気をつけたほうが良いことはある?】
キンギョソウの花を春に咲かせるためには、秋に種まきをします。10月が種のまき時で、約1週間で発芽します。このまま順調に成長すると、冬の間に庭や植木鉢に植えつけることにあります。
キンギョソウは寒さに強い特徴があります。気温がマイナスになっても防寒対策は必要ありません。しかし寒すぎる環境には適応しないので、マイナス10度を下回る気温になる地域では暖かい場所に鉢を移すなど対策が必要です。そしてマイナス0℃の気温に適応しても、霜には弱いです。霜があたるとキンギョソウは枯れることがあるので、霜がはる場所は避けてください。
キンギョソウは日当たりをとても好むので、日当たりの良いところで育てましょう。日当たりが足りなくなると、春になっても花が少ししか咲かなくなります。
秋に種まきしたキンギョソウは、冬に生育期を迎えます。茎が伸びているときに茎の先を摘んでおくと、そこからわき目が増えて春に咲く花が増えます。そして冬に高い位置に付けた芽を摘心すると、早い時期から花が咲き咲く数も多くなります。
【まとめ】
キンギョソウは冬の寒さに強い植物で、適度な寒さなら日向に出しておけば元気に育ちます。そして水も土が乾燥するまで与える必要がありません。このように、あまり手を加えなくても春に立派に花を咲かせてくれます。
しかし秋に種を蒔いたキンギョソウは、冬に生育期を迎えます。このときにたくさん日に当てて摘心を行って手を加えると、その年に咲く花の数がとてもたくさん増えることになります。