カモミールはハーブティーや芳香剤、場所によっては生薬として親しまれてきたハーブの一種とされています。日本には江戸時代にオランダから薬草として持ち込まれたとされており、日本でも身近なハーブのひとつだと言えるでしょう。カモミールは多年草で1つの株から何年も続けて花を咲かせるとされ、踏まれたぐらいでは枯れることが無く、家庭菜園でも簡単に栽培することが出来ると言われており、自宅でハーブティーや芳香剤などに利用されている方も多く居るようです。そんな、カモミールの収穫時期や収穫方法について調べてみました。
カモミールの花の収穫時期はいつごろ?
カモミールの香りは花びらではなく、花の中央にある黄色い部分が主成分となっていると言われています。カモミールの花の収穫時期は、この黄色い部分が一番大きくなる頃が最適だと言われています。花が成長すると黄色い部分が大きくなり、花びらは後に反っていくようです。花びらが反り始めたら収穫時期と考えても良いでしょう。カモミールの花は3月~初夏にかけて咲くとされており、収穫時期は梅雨の明けた初夏ごろと考えてよいでしょう。
カモミールの花の収穫方法はどうすればよい?
カモミールは多年草で、茎から摘み取っても、翌年また花を咲かせると言われています。また、カモミールは花だけでなく、葉っぱや茎にも香りがあるとされています。そのため、収穫は香りの強い花だけを摘み取っても良いし、剪定を兼ねて茎の部分を数センチから数十センチのところで摘み取っても良いと言われています。摘み取った後は、綺麗に洗って1週間程度乾燥させると、長期保存ができるようになるとされています。
まとめ
カモミールの収穫は初夏ぐらいを目処に、花を摘んであげると良いようです。カモミールは多年草で数年にわたって収穫が出来るようなので、収穫方法を覚えて、毎年カモミールの愛らしい姿だけでなく、ステキな香りも楽しんでみては如何でしょうか。