カモミールはグリーンアップルのような甘い香りのするキク科の一種とされ、育て方も比較的容易でガーデニングの花として人気がると言われています。種をまいて放っておいても花が咲くと言われるぐらいのカモミールですが、綺麗で香りの良い花を咲かせるためには、注意点が幾つかあるとされています。そんなカモミールの育て方や間引きなどについて調べてみました。
カモミールの育て方で重要なのは間引き?
カモミールを育てる場合、間引きが重要だと言われています。間引きとは不要な茎や葉、花などを切り取ることで、大きく育てたい部分に集中して栄養を送る手法で、カモミールのように1つの株から複数の茎が放射状に伸びて沢山の花を咲かせるような草花には効果的だとされています。間引きをするタイミングはいつでも良いと言われていますが、より効果的なタイミングがあるようです。
カモミールの間引きが有効な時期とは?
カモミールの間引きが最も有効になる時期は、新芽の時期と、花を咲かせる直前の時期だと言われています。カモミールを種から育てる場合、育苗ポットなどに種をまいて葉が2~5枚くらい付くまで育てると良いとされてます。まいた種がすべて発芽するわけではない為、複数の種を同時に育苗ポットに植えますが、密集して発芽してしまった場合、間隔が開くように幾つか新芽を抜いてあげると良いとされています。次に、苗がある程度育ち、育苗ポットから畑やプランターなどに移し替えた後、次は伸びすぎた茎や葉っぱを切り取って、均等に栄養が行き渡るようにしてあげると、花がまんべんなく咲くと言われています。
まとめ
カモミールの育成で大事なのは間引きだということがわかりました。新芽が出たタイミングや、花が咲く直前などが効果的になるようです。上手に育てると、とても甘いリンゴのような独特の香りが花や茎、葉っぱなどからもすると言われています。間引きを効果的に行い、ガーデニングやハーブティー、入浴剤や芳香剤などにして楽しんでみては如何でしょうか。