アネモネと言えば、青や赤、白や濃い紫など、色鮮やかな花色で人目を引きつけてきました。ここ最近では、パステルカラーが出始めています。｢ミストラルシリーズ｣といい、品種名は”ロサシアロ”と言います。その中で、可憐で可愛い印象のミストラルピンクの育て方をご紹介します。
【アネモネ・ミストラルピンクの育て方！】
アネモネの品種ミストラルシリーズの特徴は、パステルカラーの色彩で、大輪の花が咲きます。咲き始めはクリーム色で、少しずつピンクへと変化していきます。草丈３０～４０ｃｍになります。鉢植えやプランター、地植えの、どこで栽培しても問題ありません。植え付けの時期は１０月～１１月です。
アネモネ・ミストラルピンクの育て方として、種まきは６月～８月が適期です。発芽温度が１５～２０℃と低いので、室内の涼しい場所で管理し発芽させます。およそ２週間で発芽します。種のまき方は、ポットか箱に蒔いて、涼しい所で発芽させて育苗をします。９月中旬～本葉２，３枚になりましたら、植え付けをします。間隔は１５ｃｍ～２５ｃｍ。夏は冷房の効いた室内で、冬は凍結や霜などの注意が必要なため、やはり室内へ入れましょう。
日当たり、水はけ、風通し全てが良い所で管理します。育苗中は直射日光を避けましょう。植え付けの前に、バランス良く肥料を与えます。葉色などの様子を見ながら、液肥を施します。
病害の心配はほとんどありませんが、真夏、冬場の温度管理をしっかり注意して行ないましょう。
アネモネは光や温度に対してとても敏感で、朝日とともに花開き、夜になると花を閉じます。花期が終わる頃には、ずっと開きっぱなしになります。また、室内の温度でも反応する植物です。温度が高ければ一気に開き、低ければ長持ちさせられます。ただし、寒すぎると花は開かないので、よく熟考して置き場所を決めましよう。
【まとめ】
ここまで、アネモネのミストラルピンクの育て方についてご紹介しました。アネモネのロサシアロという品種はとてもキレイなパステルピンクの花で、一つ一つの色合いが微妙に違っていて、白の割合が多め、ピンクの割合が多め、バランス良い混じり合いといろいろ楽しめるのではないでしょうか。
