童謡や絵本などでもよく題材にされ、子どもたちにもよく知られている花、チューリップ。赤白黄色など、色々な種類があることでも知られています。しかし、その中でも品種改良のなかで増えた種類もあるので、この記事では原種に注目してみました。
チューリップの原種に絞って、その名前や特徴をまとめました。
【チューリップの原種はどんな名前?】
それでは、チューリップの原種について、いくつかご紹介いたします。
ブライトゼム
淡い黄色が特徴のチューリップです。原種らしく短い茎をしており、花の形もふっくらしています。遅咲きで、春本番のころに開花します。日向に植えるのに向いている種類のチューリップです。
トルケスタニカ
白い花に、中央部がやや黄色いのが特徴のチューリップです。トルケスタニカは枝にたくさんの花をつけるのが特徴的です。花が風に揺れる様子はとても可憐でかわいらしいです。日向を好む種類のチューリップです。
チンカ
赤と黄色のコントラストがはっきりとしていて、とても鮮やかなチューリップです。草丈も高く、鮮やかなチューリップが風に揺れる様子が楽しめます。こちらも日向に植えるとよく育つ種類のチューリップです。
リニフォリア
真っ赤なチューリップですが、花が大きく開いて咲くのが特徴です。草も細くて短いので、狭い場所でもよく映えます。日向の花壇に植えてあげるとよいでしょう。
ヘレナ
鮮やかな、紫色に近い桃色をしているのが特徴のチューリップです。春の始まりに早めに咲く種類です。草丈はやや低めなので、花壇にたくさん植えるととても華やかになるのでおすすめです。
ピンクアンドイエロー
ブライトゼムと、サクサテリスという原種チューリップの混合種です。どっちの色の花が咲くかは、球根の色やサイズで見分けがつきますので、交互に植えるとカラフルな花壇が完成します。
まとめ
いかがでしたか?今回は原種チューリップについてご紹介いたしました。日本の園芸でよく見かける種類のチューリップとは、形があまり似ていない種類のものもあります。チューリップと一言で言っても、いろんな特徴をもった原種がありますので、お好みのものを探して育ててみるのはいかがでしょうか。