アジサイが美しく咲く季節と言えば、梅雨時期の6月ですが、それ以外の季節では見ることができないのかといったら決してそうではありません。最近では輸入ものとしてみると一年中お花屋さんで目にすることができるところもあります。

とはいっても初夏である6月から7月にかけては国産のアジサイが出回っており、値段的にもお求めやすくなっています。また一般的には「一輪売り」が主流ですが、梅雨時期のみ「枝もの」として売られているのもあります。それはひとつの枝に対して、小さめのアジサイの花が数輪ついており、アジサイの美しさの中に可愛らしさがあるものとされています。

アジサイの花瓶の正しい生け方は?

アジサイ 花瓶 生け方

アジサイの一枝をみてみると、上の方が緑色に対して下の茎の部分が茶色くなっております。この茶色くなっている部分は木質化した古い枝なのです。ですので、この茶色の部分をカッターなどで剥ぐと水の吸い上げがよくなります。枝が細いアジサイの場合は一文字に切ってあげると良いでしょう。

次に花瓶ですが、アジサイの花と呼ばれるガクが大きいのがアジサイの特徴ですので、安定した、しっかりと底が広めの花瓶を選んであげましょう。そこに十分に水をいれてあげ、こまめな水の取り換えが必要です。常に新鮮な水をあげることが切り花として、長く楽しめます。

アジサイを花瓶に生けるときの注意

せっかく家の中を華やかにしてくれているアジサイです。少しでも長く見ていたいものですよね。そのためには毎日欠かさずにしなければならないのが、「水替え」と「切り戻し」の作業です。

「水替え」は花瓶の水を変えることです。見た目はきれいに見えてもじつはバクテリアなどが大量に発生しています。茎も一緒に洗い流し、ぬめりもとってあげましょう

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「切り戻し」とは新しく切り口を切りなおすことです。これはきちんと茎をきれいにしてから行って下さい。茎をきれいにした後、茎の部分を新しく切ることで水の吸い上げが良くなります。もちろん斜めにカットすることと、中のワタを抜くことも忘れずに行って下さい。

まとめ

初夏を彩るアジサイ。お庭などや少し遠出をしてみるのも楽しいですが、お家の中にその大きな存在をだすアジサイです。食卓にならべて一緒に季節を味わうのもいいですね。