花束は、誕生日や式典やパーティーなどでプレゼントとして渡す花を束ねた贈り物のこといいます。又は、ブーケともいいます。日本では、縦長の背丈があるものを花束をといい、ブーケは丸みを帯びた背丈の低い丸い花束のことをいいます。チューリップの花束もプレゼントとして最適の花です。しかし、保存方法が分からず枯れてしまったりすることがあります。せっかくの綺麗な花束もなるべく長く楽しめるように、花束にも長持ちさせるコツがあります。それは、一体どのような方法なのでしょうか。
チューリップの花束の保存方法。
花束は、花屋さんで購入してから大体1〜2日程度もちます。これは、冬場の場合で、その他の季節は1日程度でしおれてきます。冬場でも部屋の温度が高くしていると、花のもちは悪くなります。花の種類にもよりますが チューリップは1日〜2日程、もちます。これは、つぼみの状態で購入した場合です。保管温度も5度〜10度に設定するのが適切です。花屋さんの冷蔵庫もこの温度に設定されています。そこで、切り花を束ねたチューリップを長持させるためには、ポイントがいくつかあります。チューリップは切り花になってからも花びらに動きがあり、花が時間によって閉じたり開いたりします。長持ちさせるためには、まずは、チューリップの花の色が出る前の緑色の状態のものが色が出ているチューリップより長持ちします。また、花に注意するのも必要ですが、葉っぱの状態をチェックするのも必要です。葉っぱの状態で花の鮮度がわかります。新鮮で元気なチューリップをであれば、バクテリア増殖や花の給水に負担がかからない日陰に生けたり、チューリップはあたたかい場所に置くと一気に花が開くので長持ちさせるためには気温が低めの場所に置くと1週間〜10日程度はチューリップを楽しむことができます。チューリップを花瓶に生けるときは、葉っぱが水に浸からないように、葉っぱを除去してから花瓶に生けます。葉っぱは水に浸かると、水が腐りやすくなる可能性があります。チューリップは、春の球根花です。これは、茎が柔らかい性質があります。このことから、茎が水に浸かりすぎると茎が腐りやすく折れてしまうことがあります。このため、花瓶に生けるときは、花瓶の水の量を少なくして生けます。
チューリップは、水をよく吸い上げるので、水の残量には注意するようにします。花瓶の水は、バクテリアの増殖など防ぎ、清潔を保つために毎日取り換えることが大切です。また切り花を長持ちさせる花の延命剤を利用するのも1つの方法です。チューリップの新しい茎の間は、大きく切り詰めずに、数ミリ程度切って切り口を新鮮に保ちます。また、茎を切るときは、斜めに切ります。茎にぬめりがある場合は綺麗に除去します。また、生ける以外にも、吊るすだけで簡単に作るこができるドライフラワーなど長く楽しむ方法もあります。
【まとめ】
花束は、華やかで綺麗なもので、長く楽しみたいと思うものです。チューリップも切り花になってからも、自由に動き花瓶に生けてもまた違った楽しみ方ができます。いくつかポイントはありますが、チューリップの花束は、長持ちすることが可能です。