チューリップの花にも他の花同様に花言葉があります。花言葉は日本や他国では意味が異なることが多いのですが、チューリップの花言葉はどうでしょうか。日本での意味と西欧での意味を見ていき、比較してみましょう。

チューリップ 色 花言葉

チューリップの色別の花言葉は?

チューリップ全般の花言葉は「思いやり」です。花の色によっても花言葉があります。

赤色は「愛の告白」「真実の愛」、ピンクは「愛の芽生え」「誠実な愛」、黄色は「望みのない恋」「名声」、白色は「失われた愛」、紫色は「不滅の愛」です。

チューリップの英語圏(西欧)での花言葉は?

チューリップ全般の花言葉を英語では「perfect lover(理想の恋人)」「fame(名声)」です。

赤色は「declaration of love(愛の告白)」「true love(真実の愛)」「eternal love(永遠の愛)」「romantic love(ロマンチックな恋)」「believe me(私を信じて)」、

ピンクは「caring(優しさ、思いやり)」「attachment(愛着、愛情)」「happiness(幸福)」、

黄色は「hopeless love(望みのない恋)」「unrequited love(報われぬ恋)」「brightness(明るさ)」「sunshine(日光)」、

白色は「ask for forgiveness(許しを請う)」「purity(純粋)」、

紫色は「royalty(王者の風、気高さ)」です。

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チューリップの花言葉の由来は?

「思いやり」の花言葉の由来は、オランダの「チューリップ物語」と言われています。「チューリップ物語」とは、ある美しい女性に3人の騎士がプロポーズし、そのときに騎士たちがそれぞれアピールに用いたのが、王冠・剣・黄金でした。しかし女性は一人を選ぶことができず、花の女神フローラに自分を花に変えてくれるように頼み、チューリップに姿を変えました。チューリップの花が王冠、葉が剣、球根が黄金を表しています。こうした女性の3人を思いやることから、花言葉が「思いやり」と言われるようになりました。

【まとめ】

チューリップ全般の花言葉は「思いやり」と言われていて、花言葉の由来から見るとほとんどが愛や恋に関わる言葉と見られます。それは西欧でもほぼ同じように伝えられており、相手に対する愛情に関する意味が多いです。色別で見ると、愛に関する言葉でも黄色の「報われない恋」とかネガティブな意味と捉えられるかもしれない花言葉もありますので、花を贈る際には花言葉を調べてから、色を選んではいかがでしょうか。