チューリップは中央アジア、トルコ原産の植物です。
日本では、新潟県と富山県の県花。
咲き方は一重から八重であり、赤・青・黄色・オレンジ・白など単色の物が多く、原色で鮮やかです。
複数の色が混ざっている種もあり、その数は数百品種にも及びます。
チューリップと言っても、様々な形があります。
中でもちょっと変わった「アイスクリームチューリップ」をご紹介します。
「アイスクリームチューリップの育て方」
アイスクリームチューリップとは、その名の通り花の中心がまるでアイスクリームのように見える「アイスクリーム」という名の品種。
とても珍しく、高級な品種です。
ピンクの花弁の内側は真っ白な八重咲で、咲き掛けの様子はソフトクリームのようです。
チューリップの年間のサイクルとして、植え付けは秋の10月~11月に行い、12月~2月に発根し、3月~4月に生育し開花します。
4月~6月に新球肥大、6月に収穫されます。
これに伴い、チューリップのイベントなどは4月に行われることが多くあります。
アイスクリームチューリップも同じ時期頃で問題ありませんが、難しい花ではあります。
チューリップ自体、初心者向けの簡単なイメージがありますが実は鉢植えとしては難しい種類。
それは地域にもより、県花としてもある新潟県や富山県のような、北の方で寒いときには雪が降る場所が適しています。
そのため、温かい地域になればなる程に育てにくくなるのです。
水切れに弱く、腐りやすいので適度な水やりが必要です。
こまめに観察し、乾燥したら水やりをする、を繰り返します。
やり過ぎてしまうと、中で蒸れて腐ってしまうことがあるので注意。
つぼみまで辿りつけ、もうすぐというところでまた気を引き締めて観察しましょう。
ここでもし水切れを起こしてしまうと、せっかくのつぼみはしぼみ咲かなくなってしまいます。
また秋に植え、開花するのが春のため管理する時期が長くなります。
咲いた喜びを感じるためにも、じっくり育ててみてください。
まとめ
管理が少し大変ではありますが、咲いた時の感動はとても大きなものになります。
他にはないその姿に思わず見とれてしまうことでしょう。
是非チャレンジしてみてくださいね!