マーガレットの花を毎年咲かせるためには、植え替えが重要になります。鉢植えで育てている時、根が密集し過ぎている事はありませんか？そのままにしておくと、土がなくなり株ごとダメになってしまいます。そうならない様にするための植え替え方法を見ていきます。
鉢植えマーガレットの植え替えのやり方
マーガレットの植え替えは２年に１度、行うようにしましょう。ただし、生育状態をよく観察して、根腐れや病害・害虫などに侵されていれば、すぐ植え替えをします。その逆で、鉢底から根が伸び出していない場合などは、もう１年待っても良いでしょう。
植え替えの適期は、成長期に入りたての３月～４月に行いましょう。寒い時期での植え替えは絶対に避けましょう！株が弱まっている時に行うと、失敗した時に修復が難しくなります。どうしてもの場合、例えばカビが生えてしまったりなど植え替えが必要な時だけ行いましょう。休眠期の植え替えもNGです。
植え替えの方法は、マーガレットを大きく育てたい場合、根を崩さずに鉢から株を抜いていきます。もし、根が鉢底から出ていたりして抜けないようなら、鉢を割ってしまいましょう。根は傷つけないように注意して下さい。
用意した新しい鉢に鉢底ネットを必ず敷きましょう。害虫の侵入を防いてくれます。また、選ぶ鉢は通気性と排水性に優れているグラスファイバーの鉢がおすすめです。
少しずつ土を入れていき、表面の土まで３ｃｍ位空くように調整しながら敷き詰めます。３ｃｍくらいの空きスペースを“ウォータースペース”と呼び、水やりの際に溢れてくるのを防ぎます。割り箸や長い棒などで、空間を作らないように土を入れていき、後は水をたっぷりあげて、日向で管理をしましょう。
マーガレットを同じ大きさで育てたい場合は、鉢から抜いたあと根を軽くもみほぐしながら土を落とします。根は半分くらいまで切り、同じ鉢を使用する場合は、新しい土に入れ替えて植え付けをしましょう。古い土は使いません。
まとめ
マーガレットをたくさん咲かせるために、植え替えは必須な事が分かりました。鉢植えはマーガレットをさらに大きく育てるか、そのまま育てるかで、植え替えの方法が変わってきます。上手に植え替えが出来れば次の年の楽しみが増えます。
