夏空に輝くマリーゴールド。花壇やプランターには赤やオレンジ、黄色など、色とりどりに咲いている姿を見ていると気分も明るくなります。
昔、ヒマワリが太陽の花と呼ばれるまでは、この花が「太陽の花」または、「太陽の花嫁」とも呼ばれていたそうです。
そんなマリーゴールドの開花時期はいつなのでしょうか。
マリーゴールドが開花する時期とは?
マリーゴールドの原産地は、メキシコを中心に、中央アメリカになります。キク科の植物で和名を万寿菊(マンジュギク)、孔雀草(クジャクソウ)といいます。
50種くらいの品種がありほぼ1年草ですが、一部多年草もあるそうです。
やはり、太陽が好きな植物なので、寒さに弱く、暖かい場所を好みます。通常、マリーゴールドは夏から秋にかけてもっとも多く見られる植物ですが、地域によって開花の時期が異なってきます。
関東から中国地方など比較的温暖な地域では、6月~12月頃まで長く楽しむ事が出来ます。これは、種まきが春と秋の2回行えるので上手に栽培すれば、これだけ長く花期を続けられるのです。
3月上旬~5月下旬に種をまくと開花の時期は、6月~10月頃となります。また6月下旬に種をまくと、開花時期は、9月中旬~11月初旬になります。
また、寒冷地では、種まきや開花時期が多少異なります。一年間の平均気温が10℃以下の地方ですと、5月に種をまいて、開花時期は8月~9月になります。
マリーゴールドは耐寒性が低いため、もっとも見頃になるのが平均20℃~30℃の夏となるわけです。
さらに九州地方など、一年間の平均気温が15℃~18℃ですと、やはり2回種まきが出来ます。春まきは5月中旬まで種まきが可能です。
開花時期は、6月~8月中旬と9月中旬~12月中旬までになります。夏にいったん休眠期に入りますが、上手に夏越しすれば、秋にまた花を付けてくれるでしょう。
秋まきは10月中旬~12月中旬に開花します。
まとめ
マリーゴールドの開花時期について見てきましたが、やはり、耐寒性に弱い花なので、寒い地域では花期が短く、一度だけ。温暖な地域では、一度休眠はするものの、開花が2度あり花期もおよそ半年と、長く楽しめるのは良いですね。
暖かい地域と寒い地域での種まきの時期と開花の時期を正しく知り、花の見頃を迎えましょう。