ペチュニアを栽培していると、葉が黄色くなっているのを時々みかけます。病気では、と心配になりますが、葉が黄色くなる原因とは一体なんなのでしょう。
ペチュニアの葉が黄色く変色してしまう原因と対策について紹介します。
ペチュニアの葉が黄色く変色する原因とは?
ペチュニアの葉が黄色く変色してしまう原因はいくつかあります。
連作障害(土壌に関して)
ペチュニアの葉が黄色くなってしまう原因の一つに連作障害が考えられます。ペチュニアはナス科に分類される植物なので、ナスやトマトを育てるときと同じように、2年続けて同じ土を使うと、葉が黄色くなってしまう事があります。
肥料不足
肥料不足でもペチュニアの葉が黄色くなる事があります。特に新たにペチュニアを育てている時に、葉が変色してきたら、肥料不足の兆候が考えられます。
日当たり
日当たりが悪くてもペチュニアの葉は黄色く変色します。日光が不足してくると、葉の黄変だけでなく、徒長してきます。徒長してしまうと、見た目が弱々しくなり、花が咲かなくなってしまうこともあります。
世代交代
世代交代、いわゆる老化現象のような状態でも、葉が黄色くなってしまいます。これについては、仕方ありません
うどんこ病
ペチュニアがよく罹ってしまう病気にうどんこ病があります。うどんこ病にかかってしまうと、葉に白い斑点のようなものがついてしまうのですが、白いものがついてしまうと光合成に影響を及ぼし、葉の生育が妨げられます。結果として、葉が黄変してしまいます。
ペチュニアの葉が黄色く変色した時の対策は?
上記で紹介しました、原因別に対策を紹介します。
連作障害(土壌に関して)
前年と同じ土や、庭植えの場合、同じ場所を使用していたら、原因は連作障害である可能性があります。その場合は土の根を崩さないように土の入れ替えや植える場所の移動をしてみるとよいかもしれません。
日当たり
日当たりが不足して、葉が黄色く変色した場合は、鉢植えの場合は場所を移動してください。庭植えの場合は植え替えの処置が必要になる事もあります。
ただし、黄変した葉の位置が株元に近い場合は、他の葉の日陰になって黄変している可能性があります。その場合は、切り戻しなどの処置を行ってください。
肥料不足
原因が肥料不足と考えられる場合は、追肥を行ってください。ペチュニアは長い期間咲き続けますので追肥だけでなく、置肥も必要です。
世代交代
原因が世代交代の場合は、黄変した葉が他に影響を与えないように早めに摘み取ることが必要です。黄変した葉は、抵抗力も下がっているので病気を誘発する可能性があります。
うどんこ病
原因がうどんこ病の場合は、うどんこ病対策をとる必要があります。うどんこ病は、高温で乾燥した状態で発生しやすく、また、肥料に窒素が多いとかかりやすい傾向がありますので、注意しください。
まとめ
ペチュニアの葉が黄色くなってしまう原因には多くの原因があります。ただ、葉が黄色くなっても花が咲くことも多いので、深刻に考える必要はそんなにないようです。
しかし黄色くなった葉をそのままにしておくと、他の病気の原因にもなりますので、見つけたら取り除くようにしましょう。