アマリリスは球根から成長し花を咲かせる植物です。毎年きれいな花を咲かせるための管理などもかかせませんが、長年放置していた球根でも植えることはできるのでしょうか。そもそも球根に寿命ってあるの?今回は球根の寿命について調べてみました。
アマリリスの球根に寿命ってあるの?
球根植物は一年咲かせるとチューリップのように枯れてしまって、新しく分球した球根が新しい花を咲かせる……といったサイクルで回っているものももちろんあります。しかしアマリリスのように一度植えた球根を適切に管理してあげることで何年も花を咲かせることが可能なものも存在するのです。
アマリリスの球根に関していうならば、寿命というものはないに近いです。球根を保管して新しく鉢植えに植えるとしても、毎年花を咲かせるにしても、何年で枯れてしまう、もう花を咲かせなくなってしまうということはありません。
新しく球根を植える場合ですが、腐らせていなければ数年越しに植えた古い球根でも花を咲かせた例が報告されています。管理状態と栄養がカギとなりますのでおすすめはできませんが、何年放置することで花が咲かなくなるという明確な寿命はわかっていません。
次に球根を植えたアマリリスが花を咲かせる寿命に関してですが、これも管理次第で何年も咲かせることができます。アマリリスの開花には球根にいかに栄養分があるかが大切で、肥料を与えることで補っていきますが、主に栄養分をつくるのは葉の部分です。
アマリリスは他の植物に比べて葉が重要な役割を担っていますので、自然に枯れるまで十分な栄養を作れるよう、手入れと管理を怠らずにする必要があります。
まとめ
アマリリスの球根を保管して、時間を置いてから植えたい場合は、一般的な球根と同様に十分な乾燥が必要です。乾燥後は室温で保管し、植える時期になったら植え替えてあげればOKです。
球根は栄養分をどれだけ含んでいるかで開花の可否にかかわってきますので、春になったらはやめに植えてあげるのがいいでしょう。