ベランダや庭でガーデニングを楽しむ人も増えてきています。みなさんは何か植物を育てていますでしょうか?好きな花や、手入れが簡単なものを取り入れている方も多いかもしれません。ガーデニングを楽しむのは主に女性が多いのですが、初夏にかけて咲く花で特に人気が高いのがバラなのだそうです。花束に使われるような大きめなバラも、小さな花をたくさん付けるバラもあり、種類も豊富で不動の人気とされています。
自分のベランダや庭にバラが咲いていたら、確かに素敵ですよね。しかし、ガーデニングでバラに挑戦している人の中でちらほら聞こえる悩みが、「花が咲かない」という問題です。
何が原因で起こってしまうのでしょうか。そこで、バラの花を咲かせるための方法についてご紹介したいと思います。
【バラの花が咲かない!原因は?】
花が咲かないという問題で多いのが、そもそも蕾が付いてくれないという点です。
その場合で考えられる原因は、気温の変動や根詰まり、剪定不足という事が考えられます。バラは環境の変化に敏感だと言われており、激しい温度や湿度の変動が繰り返されると、成長が止まってしまうことがあるようです。
また、鉢植えは根が伸びるスペースを持たせないと根詰まりを起こし、株の成長が止まったり、鉢の中の通気性も悪く枯れてしまう原因にもなるので、鉢替えや植え直しをすることで栄養分がバラに行き渡るようにしましょう。
そして、バラを咲かせる過程で最も大事なのが剪定です。これはブラインドシュートとも呼ばれ、蕾を付けずに成長が止まってしまった枝のことをブラインドと言います。枝の劣化は早く、古くなると蕾を付けなくなります。また、バラの株にストレスが掛かっていたり、危機を感じていたりすると、身を守る力を保とうとして蕾を付けないようになってしまうこともあるそうです。そんな時は、蕾を付けなくなった枝の5枚枚葉の下を斜めに切ってあげましょう。すると、そこからまた新しい枝が伸び蕾を付けてくれるようになります。この新しい枝のことをシュートと呼ぶそうです。
【まとめ】
バラは環境の変化に影響を受けやすい花です。温度や日当たりを考えることはもちろんですが、蕾を付けなくなった枝を剪定してあげることも大事なようです。咲かなくなったから放っておこうと思わず、枝を少し切ってあげるだけで古い枝は新しい枝へと生まれ変わることが出来ます。また綺麗な花を咲かせてくれるので、手入れをして育ててあげましょう。