クレマチスは、見事な花と丈夫なツルを伸ばして、庭のお花として華やかに咲いてくれる人気のある花です。クレマチスは、真夏以外は一年中植え付けが可能な花です。そこで、クレマチスの植え替え方法と、植え替えに適している時期についてご紹介します。

クレマチス 植え替え 方法

【クレマチスの植え替え方法は?】

鉢植えでクレマチスを育てていくと、数年も経過するとクレマチスの根が鉢底に周り、それが原因で根詰まりになり枯れてしまうことがあります。根詰まりの兆候として、水が土になかなかなじます染み込まなくなったり、鉢底から根が飛び出してきます。このような根詰まりを防ぐには、クレマチスを2~3年ごとにさらに一回り大きな鉢植えに植え替えすることです。植え替え方法で注意するのは、用意する土は水はけが良いことと、水もちと肥料もちがよい用土に植え替えすることが大切になってきます。例えば、硬質赤玉土の小粒~中粒4と、硬質鹿沼土の小粒~中粒3、そして完熟腐葉土を3の割合で配合したものが適しています。植え替えの方法は、割りばしで土の中に穴を掘りますが、穴を掘る時には、ツルの1節が入るぐらいの深さまで穴を空けるようにして深く植え付けるようにします。植え替え作業を行う時には、根鉢をやさしく丁寧に取り扱うように注意してください。植え替えが終わったら、鉢底から水がどんどん流れぐらいたっぷり水やりを行います。また、クレマチスは、移植を嫌うデリケートな性質もあるので、庭植えで植え替えする場合は、クレマチスを植え付ける場所を十分考えて植え替えしましょう。

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【クレマチスの植え替えに適している時期とは?】

クレマチスの植え替えは、真夏の開花時期を以外は、一年中植え替えや植え付けができます。その中でももっとも植え替えに適している時期は、12月頃~2月頃です。植え替えの目安としては、鉢底の穴から根が見えてきた頃です。植え替え作業は、剪定を兼ねて花後に行うタイミングが楽かもしれません。

まとめ

クレマチスは種類が豊富ですが、植え替えの方法や栽培する環境などはほとんど共通するので、環境が適していれば植え替えも成功して次の開花時期にはいい花を咲かせてくれます。では、クレマチスの植え替え方法と時期についてのポイントをおさらいしておきます。

□クレマチスの植え替え方法

・2~3年ごとにさらに一回り大きな鉢植えに植え替えする

・用意する土は、水はけが良いこと、水・肥料もちが良い用土に植え替えを行う

・土に穴を空ける時には、ツルの1節がしっかり入るぐらいの深さまで深く植え付けるようにする

・植え替えが終わったらたっぷり水を与える

□クレマチスの植え替えに適している時期

・12月頃~2月頃

・剪定を兼ねて花後に植え替えすると作業は楽

クレマチスが育った時にツルがうまく支柱に絡まなければ、麻ひもや誘因テープを利用して結びつけてみましょう。誘因がうまくできれば、花の芽も生育しやすいですよ。