クレマチスの四季咲きは、「旧枝咲き」系、「新旧両方枝先」系があったり、ツルも、落葉性もあれば木立性など様々で多種多様な花です。この記事では、そんな多種多様なクレマチスの四季咲きの育て方と剪定方法についてご紹介します。
【クレマチス(四季咲き)の育て方】
クレマチスの四季咲きは、多種多様なタイプがありますが、基本的に環境や育て方は同じです。クレマチスの四季咲きを育てる時には、日当たり・水やり・肥料などに注意して育てていきましょう。
1.クレマチスの四季咲きの栽培環境
まず、クレマチスの四季咲きの育て方では、栽培環境が重要になってきます。庭植えなら軽石を使って水はけを良くする工夫をします。鉢植えなら、水はけが良い用土を用意します。クレマチスは、日光を好みよく日の当たる場所で元気に育ちます。できるだけ半日以上は、日がよく当たる場所で管理するのが理想的です。もしくは、半日陰ほどの明るさがあれば、少し花つきは悪くなる傾向はあるものの花を育てて楽しむことは可能です。注意したいのが風通しです。クレマチスの育て方は、風通しの良い場所で育てることも重要です。ただ、風当たりが強くなる場所は避けてください。
2.水やり
水やりは、土が乾いてからたっぷりと水を与えるのがクレマチスの育て方の基本です。特に、乾燥しやすい夏は、場合によっては1日2回水やりが必要になることもあります。例えば、葉っぱがしおれたり、晴天が長期間続くような時には注意して、水はたっぷり与えるようにしましょう。
3.肥料は定期的に
生育期間中の春先から晩秋の時期にかけては、定期的に肥料を与えてクレマチスの四季咲きの株を充実させるように育てていきます。真夏は除いて暖効性肥料を1~2ヶ月に1回を目安に、液体肥料は1ヶ月に2~3回を与えます。また、冬の間に寒肥をしておくと、次の開花で春の新芽のよく育ちます。
【クレマチス(四季咲き)の剪定方法とは?】
クレマチスの四季咲きは、つる全体の長さの1/3~1/2ほどを残して、早めに剪定することも上手な育て方のポイントです。コツは、古い枝は大切にして残し伸びた分の半分ほどで切って剪定します。クレマチスの四季咲きの品種は、花後に剪定すると花芽はその後に成長して伸びてきたツルにつきます。品種にもよりますが、クレマチスの四季咲きは、剪定を繰り返して行うことで、年に2回~4回ほど花を咲かせて楽しむことができます。
まとめ
花色にくすみが見えたり、おしべが散り始めたらすぐ花首を切っておかないと、種ができて株が弱まる原因になるので注意しましょう。では、クレマチスの四季咲きの育て方と剪定方法のポイントをまとめました。
□クレマチス(四季咲き)の育て方
・庭植えなら軽石を使って水はけを良くする
・よく日の当たる場所で、風通しの良い場所で育てる
・乾燥しやすい夏は、1日2回の水やりを
・暖効性肥料を1~2ヶ月に1回(真夏を除く)、液体肥料は1ヶ月に2~3回
・剪定は、つる全体の長さの1/3~1/2ほどを残して、早めに剪定する
クレマチスは、とにかく品種が多いですが、まずはクレマチスの四季咲きから育ててみるのがおすすめですよ!