アマリリスの花(ヒッペアストルム)は、18世紀ごろに南アメリカからもたらされた原種を元に、ヨーロッパで様々な交配を重ねられた花で、種類も豊富にあります。
花弁が一重のもの、八重のもの。
人の顔ほど大きくなるもの、小さい花を咲かせるもの。
赤い花、ピンク、オレンジ、黄色、白、ツートンとバリエーションも沢山あります。
まずは、赤い花を咲かせる品種の主だったものを押さえておきましょう。
アマリリスの種類について。赤い花の名前は?
○ルードヴィッヒ系アマリリス
オランダのルードヴィッヒ社が品種改良したもので、お花屋さんや、ホームセンターなどで見るアマリリスは、ほぼこの、ルードヴィッヒ系の球根です。
レッドライオン
赤い花で有名なアマリリスといえば、レッドライオン。力強く美しい花です。
グランディーバ
ビロードのような赤黒い色合いが特徴の大輪のアマリリス。
ダブルデリシャス
花が幾重にも重なった八重咲きの品種。
ダブルドラゴン
バラの花のように、中心に向かって花びらが重なっている八重の花が咲きます。
ブロッサムピーコック
中心が白い八重の花を咲かせます。
フェラーリ
車のように真紅の色をした一重の花です。
ラピド
コンパクトアマリリスと言われる、少しダークな赤の、比較的小さめの花が咲きます。
レッドピーコック
八重の花がブーケのように咲きます。
ダブルトップレッド
ビロードのような真紅の花びらが幾重にも重なって咲く八重の花です。
○ガーデンオーケストラ
(株)サカタのタネが品種改良した、比較的寒さに強い品種です。
レッドラスカル
比較的小さな花が競い合うように咲きます。
寒さに耐久性をもたせてた品種です。
バレンチノ
花びらの全長は10センチ程度で、鮮やかな赤い花を咲かせる冬に強い品種です。
○その他
小さなナーセリーが品種改良した品種でもたくさんあります。
赤だるま (三宅ナーセリー)
球根が小さく、花幅は5センチとテーブルにも置けるサイズで、花の中央が白く可愛らしい印象のアマリリスです。
デヴィル スマイル(小森谷ナーセリー)
赤い花びらの中心が茶色で、緑色の筋が入っている花です。
初夏の輝き(小森谷ナーセリー)
整った花姿と燃えるような赤いはなびらが特徴。
まとめ
いかがでしたか?
アマリリスの花といっても、赤だけでたくさんの品種があり、それぞれに個性があります。
まさに、球根花の王様ですね。