華やかで色彩豊かなバラの花たち。その種類はとても多く、自分で栽培するとなると何が良いのか迷ってしまうのではないでしょうか?色は何色が良いか、匂いは?どこへ植えるかなど。
よくバラの種類を決めるときに重要なのは、樹形だといいます。樹形を理解する事で、自分の庭などに適しているバラを見つけられるのではないでしょうか。
樹形は、木立性(ブッシュ・ローズ)、半つる性(シュラブ・ローズ)、つる性(クライミング・ローズ)の3タイプがあります。今回は、その中でも自立している木立性のバラの種類を紹介していきたいと思います。
バラの種類と木立性の特徴を知る
木立性のバラは基本、四季咲きになります。樹高が約80cm~1.5m位で、直立性、横張り性、半横張り性があります。花は大輪系のハイブリッドティーと中輪系のフロリバンダ、ミニバラなどもほとんどがブッシュ樹形になります。
四季咲きの特徴としては、5月の一番花が咲いた後、選定をした1ヶ月後に咲きます。そして9月にまた選定をして、10月に再び咲き出します。12月~2月までが休眠期にな、再び活動を始める2月に入る前に冬の選定を行います。
ハイブリッドティーは品種の中で、とてもゴージャスで香り豊かなバラで人気があり、花の形、色、香り全てにおいてもっとも種類の数が多い系統です。大輪の花なので、切り花にも向いています。代表的なものに、クリムソングローリー、ブルームーン、ホワイト・クリスマスなどがあります。
フロリバンダは中輪の茎の先が房状になっていていくつもの花が咲きます。1茎に対し、複数の花が順次咲いていきます。そのため、開花期間が長いのが特徴です。
ミニバラはその名のとおりコンパクトで極小~中小輪までの花を咲かせます。良い環境で育てれば、春から秋まで咲いてくれます。芳香性はそれほど強くなく、品種も多くはありません。
まとめ
木立性のバラは選定の仕方によって、背丈があまり大きくならずコンパクトにできるので、いろいろな種類の品種を植えて育ててみるのも良いかもしれません。また、冬の休眠期以外の季節で花が咲き、庭を彩ってくれまるので、ほぼ一年を通して、ガーデニングを楽しむ事が出来ます。