椿は知っての通り草花ではなく樹木です。ですから理想としては庭に植えて育てるのが一番良いのですが昨今ではマンションで暮らしている人も多く鉢植えで育てる人も多いと思います。
椿は木なので放おっておけばぐんぐん伸びます。そんな時は剪定をして伸び具合を調節してあげなければいけません。椿の剪定方法を調べてみたいと思います。
椿 剪定 時期
一般的な椿の花は2月から4月に開花するので花が終わった後の4月から5月に剪定します。他の種でも花が終わってから剪定します。
椿 剪定 方法
剪定方法にはいくつかの方法があるので紹介していきますね。まずは透かし剪定です。透かし剪定は別名、間引き剪定とも言われる方法です。この透かし剪定は余分な枝を付け根から切り、全体の枝の数を減らして風通しを良くする方法です。椿の剪定はこの透かし剪定を基本とします。剪定する枝が決まったら剪定ばさみや剪定鋸を使って枝を切って行きます。
透かし剪定が終わったら切り戻し剪定を行います。切り戻し剪定は枝を途中から切って短くする方法です。切り戻し剪定は透かし剪定で余分な枝葉の処理が終わってから全体の形を整える為に行います。
椿の理想的な形はひし形やダイヤ型だと言われています。
椿 剪定 高さ
椿で庭木の普通の高さは5m~6mですが18mになった例もありあまり大きくならないうちに剪定した方が良さそうです。
椿 剪定 小さく
椿を小さくするための剪定方法を強剪定といいます。この方法は太い枝を思い切りよく短く切り詰めたり枝や芽を根本から切り落としてしまう方法です。強剪定の方法は椿の樹形をコンパクトにするために行われます。
強剪定は木への負担が大きく回復力の無い椿の場合枯れてしまう危険があるので気をつけましょう。もちろん強剪定するときも4月から5月にかけて行うのがベストです。
まとめ
椿の剪定は透かし剪定が基本になることがわかりましたね。風通しを良くしてあげて丈夫な綺麗な椿を咲かせて見ましょう。なお鉢植えの椿の場合は無理に剪定を行う必要はありませんが成長するので年に一度の鉢替えと、枝が混雑して来た場合は剪定しても良いようです。