バラと一言で言っても、とてもたくさん種類があることをご存知ですか?自分の好みのものを育てるだけと思っても、想像以上ある種類に迷ってしまうはずです。
花には長い間の改良の結果様々な進化を遂げる中、バラは特に進歩しています。花形も色々あり、気温や成育状態によって変化することもありますが、健康に育った状態の一重のバラをご紹介します。
バラの一重咲きの種類
バラと聞いて花を思い浮かべると、何枚もの花びらが重なった豪華なイメージが多くあります。しかし、野生のバラが本来持つ姿は、通常5枚の花弁を持つ「一重咲き」なのです。
密集した花弁を持つバラの中で一重があると、逆に目を引くことでしょう。そして、その花弁の形も様々で丸いものから尖ったもの、ハート型なんていうものもあります。代表的な一重咲きのバラをあげてみます。
・一重咲きの品種の中でもひときわ目を引く華やかな「デンティ・ベス」。
・1996年にカナダで作出された「ルイ・リール」。
・1994年に日本で発表された「小春日和」。
・シルクのような質感の花びらを持つ「フルウ・ダグマー・ハストラップ」。
・花弁の先が丸まり、まるで星のように見える「サンギネア」。
・和紙のような質感の「ロサ・ラエビガタ・ロゼア」。
・爽やかな香りを持ち、葉と花が同時に出て来る珍しい「カナリー・バード」。
・大きさは小さくも大きくもなる有名種「ロサ・ラエビガタ」。
・レモンのような香りを持つ「ロサ・エカエ」。
もともとは一重でも、株に力があると6〜8枚程度に増えることもあります。そもそも基本が7〜8枚の品種を準一重咲きやセミ・シングル咲きと呼びます。バラの品種は改良が行われ、19世紀半ばですでになんと3000を超えています。そしてそこを基礎として現在のバラになりました。
まとめ
花形には一重の他にも八重やクラシック、整形、その他などがあります。色や香りだけが違うのではなく、見た目の印象も全く違ってきます。魅力を感じる花形を見つけ自分好みのバラを探してくださいね!