可憐な花姿が大人気のあやめは、贈り物などでも大変喜ばれます。この記事では、アヤメの英語での呼び方や意味、名前の由来となった神話のお話や、あやめの日本名名前の由来などについて、調べたことをまとめました。
あやめの英語での意味は?
あやめは英語で「アイリス」といいます。表記はIrisとかくのが一般的です。由来となったと考えられているのは、ギリシャ神話に登場する女神です。
ゼウスによって女神となることができた女性がいました。その女性は名をイリスといい、彼女は「虹の女神」となり、ゼウスの使者として活躍することになります。
彼女の名前が由来となって、「アイリス」という花の名前になったと言い伝えられているのです。
イリスは、ゼウスの使者として、虹の橋を渡り、地上の人々に良い知らせや希望を与えるという役割を担っていました。彼女のこの役割から、アイリスの花言葉が「良い知らせ」「希望」となったと言われています。
ちなみに、アイリスは形や色がさまざまで「虹の花」とも呼ばれています。虹の女神の名をもつ花にふさわしいですね。
また、西洋でアイリスというと、一般的には「ジャーマンアイリス」を示すことがあります。これは、西洋では一般的なアイリスで、見た目が華やかで非常に人気があります。
あやめの名前の由来は?
日本語名としてのあやめ(菖蒲)の名前の由来は諸説あります。
ひとつは、剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が、文目(あやめ)模様に見えるからという設です。
もう一つは、花基部の網目模様であるからといった説。そして、他にも奈良時代に中国から渡来した女たちが、朝廷に大勢仕えていた時代、彼女らを「あやめ」と呼んでいあことに由来し、彼女たちが端午の節供に用いた植物を「あやめ」と呼ぶようになったという説です。
いずれも、素敵な名前の由来ですね。
まとめ
いかがでしたか?今回はあやめの名前の由来や、英語での言い方などについて調べたことをまとめました。ギリシャ神話の女神の名前からつけられたとは驚きですね。日本にも、あやめに関するいろいろな逸話がありますので、調べてみるととても面白いかもしれません。