夜顔を苗からではなく、種を蒔いて栽培したいとき、夜顔の発芽は難しいを言われることがあります。では、夜顔の発芽を上手にさせる方法やコツはあるのでしょうか。夜顔の種を上手に発芽させる手順について調べてみました。

ヨルガオ 種 発芽

ヨルガオの種を上手に発芽させたい!何をしたら良いの?

夜顔の種を上手に発芽させるためには、種まきの前の手間が必要なようです。実際に何をするのかというと、芽切りという作業を行ってあげる必要があるそうです。この芽切りとは、夜顔の種の皮は硬いため、種まきを行い、芽を出しても殻を破ることができずに、双葉が開かないことがあるそうです。そのようにならないために、芽切りをすることで、殻を破り易くしてあげます。やり方は、種の尖っていない丸みを帯びている側に、ヤスリなどでキズをつけてあげます。傷の深さは中の白い部分が少し見える程度で良いそうです。間違っても、尖っている側を傷付けないように注意してください。尖っている側が発芽部になるため、こちら側を傷つけてしまうと発芽しなくなってしまうそうです。傷の深さも、あまり深く入れすぎると双葉が開いたときに、穴が開いてしまうことがあるそうです。小さい穴であれば問題ないそうなので、大切に種まきすると良いそうです。市販の夜顔の種には、発芽処理済みとして、このような芽切り作業を施してあるものもあるそうなので、説明書などで確認して、未処理のものは、芽切りを行うようにしてください。

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この他に、種まき前に十分に吸水させて膨らませてください。ここでの注意点ですが、種自身も呼吸をしているそうです。そのため、一晩以上完全に水に漬けてしまうと、呼吸できなくなってしまいます。そこで、トレーなどにペーパータオルを敷き、その上に種を置き、12日間水に浸してあげると良いそうです。種まきは、鉢や地面に直接蒔いても良いですが、育苗ポットで苗になるまで育てる方法もあります。どちらの場合も、発芽適温が20℃~25℃なので、5月中旬以降に種まきをするようにしましょう。発芽部を下向きにして、12cmの深さに種を蒔いて、乾かないように水撒きを欠かさず行います。水撒きは朝の早い時間よりも、気温が少し上がってきたときに行ったほうが、地中の温度を高めに保つことができるそうなので、水撒きの時間も注意すると良いでしょう。

まとめ

夜顔の種は、殻が硬くて双葉だけの力では発芽することが難しいそうです。そのため、準備として芽切りという作業を行ってあげると、発芽し易くなるそうです。市販の種には、芽切り処理済みのものもあるそうなので、利用すると良いかもしれませんね。また、土に埋める深さや向きにも注意してあげる必要があるそうです。種蒔き後は、水を欠かすことのないように、大切に育てれば、元気に発芽してくれるのではないでしょうか。綺麗な花を見ることができるのが楽しみですね。