ガーベラは可愛らしく気どった感じがない、親しみやすい花の姿が人気です。そのため、プレゼントにもとても喜ばれる花です。ではガーベラをドライフラワーにする場合、どのような手順で作ればよいのでしょうか。
ガーベラのドライフラワーの作り方をご紹介します。
ガーベラのドライフラワーの作り方はどうしたらよい？
ガーベラは水分を多く含んでいる花のため、ドライフラワーにはあまり向いていません。しかし手を加えれば、素敵なガーベラのドライフラワーが可能になります。
作り方は簡単で、埋没乾燥法という方法を用います。まず水分が多い部分である茎を花の根元から数ミリ残してカットします。そこにワイヤーを通します。
次に密閉できる容器にシリカゲルを入れ、数センチほどの厚みになるようにします。
シリカゲルとは乾燥剤のことです。ホームセンターやドラッグストア、手芸店などで簡単に手に入ります。ドライフラワー用の粒子が細かいものでも構いませんし、スタンダードな大きさのものでも構いません。
シリカゲルを使用すると色あせも少なく、綺麗なドライフラワーに仕上がります。シリカゲルを入れた上に、ガーベラの花を並べて置きます。
ガーベラの上から再度シリカゲルを置いて、蓋を閉めます。シリカゲルを乱雑に入れるとガーベラが傷ついたり潰れてしまうので、ゆっくりと丁寧に入れるように心掛けましょう。
そのまま1～2週間ほど置いておけば、ドライフラワーが完成します。まだ乾燥しきっていないようならば、長くても構いませんので完全に乾くまで置いておきましょう。
ガーベラに水分が残っていると、乾燥しているように見えても少しずつしっとりし始めて、歪んできてしまいます。また見栄えも悪くなってしまうので、充分に乾燥するようにしましょう。
まとめ
ガーベラをドライフラワーにすると、元々の鮮やかな花の色よりも少しくすんでブラウン色に近くなります。アンティーク調の優しくて柔らかい風合いです。
できあがったガーベラのドライフラワーをそのまま飾ってもいいですし、ワイヤーを通した穴を利用してリースにするのも可愛いです。
