カポックを育てている場合の冬場の水やりのコツについてご紹介します!
カポックの冬場の水やりについて
屋外で育てているカポックの冬の寒い時期の水やり方法は、間隔を空けて行います。
冬の休眠時期はカポックの成長もゆるやかになってきます。
鉢植えで育てている場合はカポックの土が乾燥したのを確認してから2、3日後に与えましょう。
完全に乾いている状態です。または2週間に1回ごとに与えます。
地植えで育てている場合は降雨で十分ですので特に水やりの必要はありません。
霧吹きなどで葉に水を与えることを葉水と言います。
葉水は葉っぱに直接新鮮な水を届けてうるおすことが可能で、同時に害虫のアブラムシやハダニからも株を守ることが出来ます。
中でも冬場は葉水がポイントとなってきますのでこまめに行いましょう。
水やりをこまめに行うことは自然とカポックを観察する回数も多くなり害虫を発見しやすくなる効果もあります。
もし水やりのタイミングで害虫を発見したらすぐに対処しましょう。
黄緑や赤い色をした小さなハダニはカポックの葉っぱの裏に潜んでいることが多いです。
ハダニに汁を吸われた場所は白くなり広がると斑点状になるので簡単に発見できます。
カイガラムシも同じく小さな害虫でカポックの葉っぱを食べて大きくなります。
アブラムシも小さな害虫ですが一匹でいることはなく、気付いたら数十匹もついていることがあります。
さらにアブラムシはカポックの葉っぱを食べるのですが、この時にアブラムシがウィルスを運ぶことでカポックが病気にかかることがあります。
スス病という病気です。
冬場のカポックは株の成長が止まっている時期でもあります。
ハダニやカイガラムシ、アブラムシに食害されたカポックは株が弱ってしまい、枯れてしまうこともあるので早めの対処が必要なのです。
そのため水やりの際には害虫観察までしっかり行いましょう。
【まとめ】
カポックは冬の間は成長がゆっくりになる時期なので水やりも控えめにします。
地植えは水やりはいりません。ですが葉っぱに水分は必要ですので葉水はしっかりと行いましょう。