カポックの植え替えの時期は、根っこが鉢からはみ出ているのが一つの目安になります。
そして安全に植え替えを成功させるために、多くはっている根っこはどうすればよいのでしょうか。
今回はカポックの植え替え時の根っこをどうすればいいのか、について紹介します。
カポックの植え替え時の根っこの処理はどうしたらいいの?
カポックに水をあげても水が浸透していかない、どうみても鉢のサイズに対して株が大きすぎると感じたときは、そろそろ入れ替えの時期にきているといえます。
入れ替え時に気になるのは、まんべんなくはっている根っこの処理ですね。
まずは、鉢からカポックを丁寧に抜きます。この時は、割りばし等で、鉢の内側を一周回してあげると、抜きやすくなります。
無事カポックが出てきたら、枯れた根っこや古い土は、取り除きます。この時は、手で丁寧に取り除きましょう。
大変長くなった根っこは切っても問題はありません。
しかし、根を切るということはカポックに対してそれなりのストレスを与えますので、初めての植え替えは古い土を落とすだけにした方が無難です。
また、植え替え時にさらにもっと大きく育てるのか、今と同じくらいに育てようとするのかによっても根っこの処理は変わってきます。
大きく育てようとお考えであれば、そのまま一回り大きな鉢に入れ替えるのがよいです。
このままの大きさがいいということであれば、根っこを思い切ってカットします。
また、同時に剪定によって葉や、枝を切っておくことが必要です。
根をカットした場合は、葉も少なくしておかないと栄養のバランスが崩れ、枯れる原因になりかねません。
根っこをカットするときの注意事項としては、「思い切りよく、素早く」切ってしまうことです。
この時下1/3くらいを切ります。素早く行うことで土の乾燥を防ぐことができます。
根っこが乾燥してしまうとカポックには大きなダメージになりますので、それを防ぐためです。
【まとめ】
植え替え時の根っこの処理は、それ以降のカポックの生長に大きな影響があります。
今カポックを育てているという場合、今後カポックをどのように育てるのがいいか考えておいた方がよいかもしれませんね。