アンスリウムが大きくなって鉢の大きさと合わなくなってきたり、子株を別の鉢で育ててみたいときなど、植え替えの時に株分けをします。

土はどんな土にしたらいいでしょうか。
特に親株は元気でも子株はこれから育つ苗ですから、気を使いますね。

アンスリウム 株分け 土

アンスリウムの株分けに使う土

株分けといっても自分で育つ力を持った苗なのですから、それほど神経質にならなくてもいいかと思います。
初心者ならアンスリウム用の市販されている土で十分です。

ただそれらの土ですと保水性が良いことがあるので、水のやり方をしっかり覚えましょう。表面の土が乾いてから水をやること、です。

アンスリウムの土は自分で混合するならこの配合で
保水性も大切ですが、あまり水が残らないように水はけのよい土にします。

赤玉土と鹿沼土の混合がいいようです。
それにピートモスやパーライトバーミキュライトを混合します。
割合はピートモス:パーライト:赤玉土(5:4:1)となりますが、他には赤玉土:パーライト:バーミキュライト:腐葉土を同配率で混合した用土もいいようです。
同配率なら鹿沼土:パーライト:ピートモスという配合でも使えますよ。

ゼオライトやヤシ殻チップ、水苔なども使えます。
ただ水苔は加湿気味になりやすいので、水やりは控えてください。

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アンスリウムの株分けをした後の管理

子株を植え付けた後はどのような管理をすればいいでしょうか。
水やりは植え付け直後はたっぷりと与えます。

その後は土や水苔が乾いたらしっかりと与えましょう。やり過ぎは厳禁です。

 

 

気になる肥料ですが、株分けあるいは植え付け後は必要ありません。
やり過ぎると苗の負担になって枯れてしまうことがあります。
しっかりと根付いたのを確認してから、成長期に少しだけという原則を守って下さい。

肥料は1ヶ月に1度で十分です。液肥なら希釈率を守って少なめにどうぞ。

【まとめ】

アンスリウムはお祝いなどで頂くことが多い花です。
せっかく頂いた花を枯らしてしまうのはガッカリですが、反面、次の年に咲いてくれたのならとても嬉しいし、頂いた方にも何よりのお礼になります。

観葉植物の育て方のコツを守り、その上でアンスリウム特有の性質を考えてしっかり管理しましょう。
案外気楽に手入れをした方が、丈夫に育ってくれるようですよ。