アンスリウムに限らず草花の植え替えを初めてするときは、根っこや枝のどれくらいまでを切ればいいのか迷いますね。
切り過ぎていないか、切足りなくて腐ってしまわないか、ドキドキハラハラの連続です。
これもちょっとしたコツがあるのです。
これだけはしてはいけないということを守れば、元気なアンスリウムのことですから大いに期待に応えてくれるでしょう。
アンスリウムの植え替えで根はどれくらい切ればいいのでしょう
アンスリウムを初めて植え替える時、黒くなった根をどれくらいまで切ればいいのか分からないといった経験がありませんか
調べてみても腐って黒くなった根はカット!としか書いておらず、黒いところだけを慎重に切った思い出があります。
でも案外元の根を1,2㎝切っても大丈夫なのです。
多すぎるからとバッサバッサと剪定するように切るのはいけませんが、黒いところを残さず切るようにしましょう。
根詰まりを起こすと成長が悪くなるので、絡まっている土はなるべく取り除いて下さい。
この時はあまり根を傷めないように慎重にしてください。
根元に出来た子株を手でむしり取っても大丈夫です。
むしろ子株は幹の途中で出てきたものも全部取る方がいいようです。
別の鉢に植えてアンスリウムを増やしてみましょう。
アンスリウムの茎の切り方はどうでしょう
根と同じように茎も気根を出しながら成長していきます。
置いておくと茎が伸びて脇から子株が出てきます。
こんな時も植え替えと同時に切り取ってしまっても構いません。
葉のすぐ下を水苔で巻いておくと新しい根が出て植え替えが簡単にできるようになります。
どんどん子株を取り去ると茎だけの親株になりますが、それでも新しい芽が見えています。
管理のいい元気な株ならいくらでも子株を増やせます。
アンスリウムは丈夫な観葉植物です
植え替えが終わるとしっかり水をやり、1ヶ月くらいは肥料をやってはいけません。
これから新しい根や葉を育てていこうとしている時に、肥料をやると負担がかかって枯れてしまうこともあります。
アンスリウムはあまり肥料の心配がないので、植え替えた時はそっとしておくのが一番です。
土が乾ききっていないかだけを見てやりましょう。
【まとめ】
草花を育てるということは、どれくらい手をかけるかというよりもどれくらいやってはいけないことを守るかという事の方が大切な気がします。
あまりに鉢が増えすぎても困る時は、残念ですが一番いい状態の子株をとって他は捨てます。
人に上げられるくらい上手に育てられるようになりましょう。