夏に庭一面に花を咲かせるガザニアは、鮮やかな黄色やオレンジなどがハッキリとして華やかです。とても見ごたえのあるこの花は、夏の日差しが大好きです。そして乾燥にも強いので、そのまま放っておいても庭で元気に咲き続けます。
ガザニアの花は開花時期が長いことをご存知でしょうか？一つの季節だけでなく、いくつか季節をまたいで花を咲かせます。ここでガザニアの花の、開花時期と見ごろについて説明します。
【ガザニアの花の開花時期と見ごろはいつ？】
ガザニアは、種からでも苗からでも育てられます。そして地植えでも鉢植えでも、どちらにも対応できます。育てるときの環境が生育に大きく影響するので、ガザニアに合う風通しと日当たりの良い場所で育てます。特に夏に強い日差しをたっぷり浴びる事と湿気を避ける事は重要で、日差しが不足すると花が咲かず多湿になると枯れてしまいます。
種まきは春と秋にできますが、秋に蒔くと開花時期までに大きく成長するので最適です。冬には成長が止まるので必要以上の水やりを避けて、肥料も与えません。日差しが強く日照時間が長くなる春先には、また株が大きく成長し始めます。
ガザニアは夏の花の代表のようなイメージがあり、真夏にたくさん花を咲かせます。開花と日当たりは大きく関係するので、曇り空の日は花が咲きません。
花の開花期は春から秋ととても長く、最盛期は「初夏」になります。初夏に最盛期を迎えたら真夏に少し落ち着き、秋に再び最盛期が訪れます。
【まとめ】
ガザニアの花は南アフリカが原産なので、高温と乾燥にとても強い性質があります。しかし日本に入ってきている品種は、ヨーロッパで品種改良されたものが流通しています。その育成適温は15～25℃なので、真夏に気温が上がると花付が少し少なくなります。したがって夏にたくさん花を咲かせるガザニアの開花最盛期は、初夏です。
初夏の開花ピークが過ぎたら、真夏に強い日差しのエネルギーをたくさん蓄えて蕾をたくさん増やします。そうすると、秋になったらまたたくさんの花が咲きます。
