白の花びらと黄色の花を咲かせ、リンゴに似た香りが特徴のカモミールが好きな人は珍しくないでしょう。ハーブとして利用されることが多いですが、カモミールも花ですから、当然花言葉があります。愛らしい花に込められた花言葉とは?今回は花言葉について調べてみました。

カモミールの花言葉にはどんな由来があるの?

カモミール 花言葉 由来

マザーズハーブ、とも呼ばれ婦人病に効果を発揮するといわれるカモミール。その花言葉もはたして優しさや慈愛にあふれた言葉が並んでいるのでしょうか。

カモミールの花言葉は「逆境に耐える」そして「苦難の中の力」です。包容力とは違う、決意と力強さに満ちあふれた意味が込められているんですね。マザーズハーブとも呼ばれる所以と関係があるのでしょうか。

なぜ、可憐な姿のカモミールにそのような花言葉がつけられたのか。それはカモミールの成長過程と大きく関わっています。カモミールは空に向かってぐんぐんと延びるような植物ではなく、地面にはいつくばるように広がり、成長していく植物です。地面に這っているということはすなわち、動物などに踏まれるリスクがあるということです。事実カモミールは幾度となく踏まれ抜いて成長していきます。それでも立ち上がり、花を咲かせるまでに成長していく姿が逆境を克服していく力強さ、という意味につながった、というわけです。

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人がカモミールを贈る時は、応援や逆境に負けるなというメッセージを込めることができます。受験勉強に励む学生や大きなプロジェクトに関わっている会社員など、ここ一番の頑張りどころで戦っている方にカモミールを贈ってみるのはいかがでしょうか?

まとめ

花言葉を調べてみると、意外性のある言葉があてがわれていることもあり驚きます。今回のカモミールもそうです。けれどその花言葉をつけたからにはなにかしらの理由があって、カモミールの場合は成長過程にその秘密が隠されていました。何度踏まれても成長を続け、可憐な花を咲かせる。そんなカモミールの姿が誰かの背中を押す花言葉につながっているんですね。