ツツジはとても丈夫で、特別な手入れをしなくてもよく育つと言われていますが、肥料などは与えなくてもよいのでしょうか。

この記事では、ツツジと肥料について調べたことをまとめました。

ツツジ 肥料 やり方

【ツツジの肥料のやり方は?】

ツツジは、特に手入れをしなくても育つ丈夫な植物ですが、もし健康的にこだわって育てたいのであれば、1月の寒肥、5月に花が開花した後のお礼肥、株が充実する9月下旬に緩効性肥料を施肥するとよいでしょう。

使用する肥料は、効果的でゆっくりと成分が溶け出して浸透していくものがよいです。1年を通して栄養分が土中に十分に溶けて行き渡り、与える時期によってそれぞれ、新芽や花芽の増加、樹勢の回復、根張りの強化が見込めると言われています。

 

しかし、ツツジに元気がないときや、花が咲かないときに、「花が咲かないから、肥料を沢山あげよう!」というのはかえって逆効果になる恐れがあります。

野生のツツジはもともと、山の山頂などにも生えている種類の植物です。山頂の土は砂や石が混ざって痩せている場合が多いですが、それでもツツジは元気よく花を咲かせることができます。そういう痩せた場所でも生きることのできる植物ですので、肥料を与えるとかえって栄養過多で元気をなくしてしまうことがあります。

あまり甘やかしすぎないように、丁度いい栄養で育ててあげる方が、ツツジの花は咲きやすく、丈夫に育ちやすいのかもしれませんね。

肥料以外で使用するといいのは酸性の土壌です。ツツジは一般的に、水はけの良い酸性の土壌を好む言われていますので、ピートモスなど酸性肥料を少し混ぜてあげると良いとも言われていますよ。

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【つつじの肥料をあげる時期まとめ】

庭植えと鉢植えのどちらも、肥料をあげるなら下記のような時期が効果的です。

・根が休眠期に入る1月

・花の終わる時期である、5~6月

・株が充実する9月の下旬

まとめ

いかがでしたか?今回はツツジと肥料について調べたことをまとめました。ツツジはもともと乾いた土地でも丈夫に育つことが出来る性質があるので、肥料を与えるとかえってよくないというのが意外でした。ツツジに適しているのは、ゆっくりと少しずつ浸透する肥料というわけですね。