チューリップは春になったら咲くもの!と思っていませんか!?

実際に私もそうでした。当たり前に春になったら咲くものだと。

しかし、ただ春になったら咲く、というわけではなく、そこにはチューリップが開花に至るまでの条件があったのです。

今回は、チューリップの開花条件をお話ししていきたいと思います。

チューリップ 開花 条件

チューリップの開花条件ってあるの!?

チューリップとは不思議なもので暖かくなれば咲く、というわけでもないようなのです。

もちろん、本来ならば気温が温かくなる春になれば咲くものなのですが、必ず球根の状態で土に埋まっているときに冬の寒い季節を感じなくては花を咲かせられないのだそう。

球根は10℃以下の季節を数か月過ごさなくてはチューリップのつぼみは大きくなれないのです。

これは、チューリップだけに限ったことではなく、同じ球根から花を咲かせるヒヤシンスやスイセンなんかも同じ性質を持っています。

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チューリップの開花条件は温度が重要!?

そうなんです。この寒い時期を過ごさなくてはチューリップは開花しない!

温度が重要ポイントとして考えられます。

チューリップの花は20℃になると開花し、5℃になると花は閉じたということが実験で明らかにされました。

どうやら、温度が下がると茎から水分を多く取り込むことをやめ、花は閉じ、温度が上がると茎の中に水分を多く取り入れ開花をするのだそう。

花を咲かせた後、チューリップの球根はどうなっているのでしょうか。

チューリップの球根は8月の暑い時期には翌年開花するための条件が整います。そして冬の時期に寒い気温で冬眠状態に入らなくては、春に開花することは出来ません。

まとめ

チューリップの球根を使っておもしろい実験をしたそうです。

7月にチューリップの球根を土の中から取り出し4ヶ月冷蔵庫の中で寝かせて置いて、12月ごろ土の中に植えると花を咲かせた、というのです。

やはり、チューリップの開花条件は温度が関係しているようですね。