紫陽花という花を知っていますか?梅雨の時期になると咲き始める花のようです。青色のあじさいを良く見かけるかもしれませんが、ピンク色や黄緑色、白色などいろいろな色があり、形や大きさも様々なようです。園芸品種もあり、種類も全部含めると200種類ほどあるそうです。

日本原産のあじさいもあり、それを「ホンアジサイ」と言うようです。そんなあじさいを「紫陽花」と書くこともありますが、どうしてこのような漢字を書くのか気になりますね!それでは今回は、あじさいの名前の由来や漢字の由来、学名などについてご紹介します!

あじさいの名前の由来は!?

あじさい 名前 漢字 由来 学名

昔から、あじさいは「あづさヰ」と言われていたそうです。あづさヰの「あづ」は集めるという意味があり、小さいものが集まるという意味があるようです。あづさヰの「さヰ」は、「真藍」の訳で青い小さな花が集まって咲くという意味があることからあじさいと言う名前が付いたそうです。

紫陽花という漢字の由来は!?

あじさいを漢字で書くと「集真藍」という説があるようですが、これは間違いです!語源からあじさいを漢字に当てはめると「集真藍」になるのではないかという事のようです。今では、あじさいを漢字で書くと「紫陽花」となりますが、これは中国の招賢寺にあったもののようです。陽光に映える紫色の花と言うことから「紫陽花」と書くのではないかと言われています。

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平安時代に「紫陽花」という漢字は使われるようになり、元々は別の花の名前だったそうです。それがいつしか「紫陽花」を当て字として「あじさい」と読むようになったそうです。

アジサイの学名やその読み方や意味は!?

学名は、「Hydrangea macrophylla」となり、「ハイドランジア・マクロフィラ」と読みます。「ハイランジア」はラテン語で「水の器」などの意味があり、「マクロフィラ」には「大きな葉」という意味があるそうです。

まとめ

今回は、名前、漢字の由来、学名の読み方や意味についてご紹介しました。昔はあじさいの事を「あづさヰ」と呼んでいたそうです。あじさいは「集真藍」と書く説がありましたが、これは青い小さな花が集まって咲くという意味があったからのようです。しかし、今では「紫陽花」と書いてあじさいと読みます。「紫陽花」は元々別の花で中国の招賢寺にあった言葉のようです。平安時代にあじさいはこの漢字を使うようになりましたが、当て字で「あじさい」と読むようです。カワイイ花ですが、名前の由来、漢字の由来となると難しいですね!