アイビーは生育が早く、また丈夫なため、一度壁に張り付いてしまおうものならばちょっとやそっとじゃ簡単に取れないのをご存知でしょうか?それを放っておくと虫なども住み付き近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。

では、もしアイビーが壁に張り付いてしまったときはどうするのが良いのか、取り方について紹介していきます。

アイビーを壁から剥がすには根気がいる!その取り方は?

アイビー 壁 取り方

故意ではなく壁に張り付いてしまったアイビーを取るには、まず軍手や剪定ばさみ、水を流すホース、ワイヤーブラシ食器用洗剤もしくは除草剤を用意します。

最初に水をまきツルや根を柔らかくしてから、ツタを上から下へ剥がしていきます。これは、根元の太いツルに水がしみこむ時間が出来ることにより柔らかくなったツルを引っ張りやすくします。

次に、壁を傷つけないように手でツタを引っ張ります。太いツタは剪定ばさみで切ります。強く引っ張り過ぎると木材やレンガ、モルタルなどが剥がれ落ちる恐れがあります。なるべく慎重にやりましょう。

ツルや葉など、大部分を落としたら、今度はワイヤーブラシなど固めのブラシで落とします。極力多くのツタを落とすようにしましょう、

次に、洗剤で壁を洗います。洗剤と水と混ぜ、バケツなどに用意して硬めのブラシにつけて壁をこすって落としていきます。これにより、壁に残ったツタも枯れるので、残骸や汚れも落とすことが出来ます。

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なお、それでもツタが取れない場合は除草剤を試してみるのもアリです。ただし薬剤ですので、周辺の植物などに影響を及ぼさないように除草剤の種類を選びましょう。除草剤の効果が出るまで時間が掛かる場合もあります。

新しいものであれば前述でも対処できるのですが、枯れてしまってからですと非常に硬くなり、手ではとても取れるものではありません。

そこで、枯れて古くなったアイビーのツタは皮すきなどでツタの跡を削ったり剥がしたりしてからトーチバーナーで焼き消していきます。このとき壁に焦げ目がつくので塗装の塗り替えが必要になります。

まとめ

引っ越しして新居に移り住んだ時、前入居者の人がアイビーを栽培していて、放置されていたアイビーが家の壁に張り付いていた、なんてことも見受けられます。範囲が狭ければ自分でも除去できますが、ただでさえ丈夫で生育が早い植物ですから、とても大変なことには変わりありません。もし手こずるようならば業者の方に頼むのもありかも知れませんね。