de カワラナデシコは別名で「ヤマトナデシコ(大和撫子)」や「トコナツ(常夏)」と呼ばれています。可憐な姿に凛とした強さをもつこの花に例えて、理想の日本女性を指して「大和撫子」といいますね。ではカワラナデシコの英名や英語での読み方などを見ていきましょう。
カワラナデシコの英名とは?英語の発音の仕方やスペルについて
カワラナデシコの属名は「Dianthus Superbus」と呼びます。ギリシャ語で「Dios(ジュピター)とanthos(花)」からきています。「superbaus」は気高いという意味になります。
英名は「Dianthus(ダイアンサス)」または「Gilly flower(ヂィリフラワー)」と呼びます。意味はナデシコです。
英語の発音記号が「Dai-aè-n-ea-s(ダァイアンサァス)」となります。
発音の仕方は次の通りになります。
Dai(ダァイ)・・・「D」は舌先を前歯の裏の歯茎につけます。息を止め「ドゥ」と破裂させるように息をだします。
aè(ァ)・・・「ア」と「イ」の間の音。口を横に開けて「ア」と発音します。
n (ン)・・・「D」と同じく舌先を前歯の裏の歯茎へつけます。息を止めて「ン」と鼻からだします。
ea (サァ)・・・「e」は舌先を上の前歯で軽く噛むように当てて隙間から「ス」と息を出します。「a」は口をあまり開けず弱くあいまいに「ア」と発音します。続けて「サァ」となります。
s(ス)・・・「s」は舌先を前歯の裏の歯茎に近づけて隙間から「ス」と息を出して発音します。
もう一つの発音記号は「Dʒi - li - f - làu -ə -r(ヂィリィフラァゥア(ル)」となります。発音の仕方は次の通りです。
「dʒi」(ヂィ)・・・「dʒ」は唇を前に突き出し息で「ヂュ」と発音します。「i」は「エ」と「イ」の中間で同時に「イ」と発音します。
「li」(リィ)・・・「l」は舌先を前歯の裏の歯茎へつけます。その状態で舌の両側から「ウ」と「ル」を同時に発音します。「i」は「エ」と「イ」の中間で同時に「イ」と発音します。
「f」(フ)・・・上の前歯を下唇に軽く噛むように当てます。その隙間から「フ」と音を出します。
「láu」(ラァゥ)・・・「l」は舌先を前歯の裏の歯茎につけます。その状態で舌の両側から「ウ」と「ル」を同時に発音します。「á」は「au」の二重母音です。「a」~「u」へ滑らかに変化させつつ一音で表現します。(前音をはっきり、後音をぼかします)。口を広く開けて発音し、「u」の時は唇を丸くし前に突き出して「アゥ」と発音します。
「ə」(ア)・・・口をあまり開けずに弱く「ア」と言います。
「r」(ル)・・・舌先を内側にまき、口のどこにも触れず「ア」と「ル」の間の音を出します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。カワラナデシコの英名のスペルや英語の発音の仕方をご紹介しました。「Gillyflower」には「香ある花の総称」という意味があるそうです。また、英語で「Fringe pink」(フリンジピンク)ともいうそうです。フリンジ型のピンク色の花を咲かせる事から付けられたようです。