薄紫色の綺麗な花・カタクリの花は春先に開花して花を見て楽しみ、開花の時期が終わったら花や葉っぱは天ぷらやお浸しなど山菜として食べることもできると言うカタクリの花ですが、じつは球根植物なんです、球根と言うことは成長過程に「発芽」させるという大事な行程があります、しかしこの発芽に失敗してしまうと言う方は多いようです。
今回はカタクリの花の球根がうまく発芽しない時の原因や対処方法を調べて行きたいと思います!
【カタクリの球根が発芽しない理由?】
春になると開花して花や葉っぱが咲き終えた後の夏の時期は休眠期に入るカタクリの花、秋になると今度は土の中で根が伸びて発芽のための準備を始めます。
球根を植えるには7月から10月ごろに行いましょう、この時期が遅くなると乾いてしまって弱ります、さらに根も張らなくなったり蕾はできても花が咲かないなどの失敗に繋がってしまいます。
また球根を植える際の土は、腐植質に富んでいて水はけが良く、西日が当たらない場所を選んで置きましょう。
夏の時期は休眠期に入るカタクリの花の球根は乾燥させないように注意しながら過ごせるように配慮してください、球根が乾燥してしまうとうまく発芽せず根も張らなくなってしまいます。
そしてカタクリの花は多年草で球根を分球して株を増やすことができる花なのですが、日本のカタクリの花の球根は分球するにはあまり適しておらず、分球する力がとても弱いのが現状ですので、しっかりと発芽をさせたいと考えるのであれば分球は避けた方が良いかと思います。
【まとめ】
今回はカタクリの花の球根が発芽しない原因や対策について考えてきました。
カタクリの花の球根は植える時期を間違えないようにすることと、乾燥させないと言うこと、球根を植える際には水はけのよい日差しがきつすぎない場所で管理するなどが注意点としてあげられました、また株を増やすために球根の分球をすると発芽しにくくなると言うことも分かりましたね。
発芽しない原因や対策が分かったところで栽培環境に注意しながらぜひ薄紫色の綺麗な花・カタクリの花を栽培してみてはいかがでしょうか?