キンセンカは、別名・長春花と言われます。開花時期には次々と咲き続ける性質があり、絶え間なく咲いてくれることから、長春花と呼ばれるそうです。

一重咲き、八重咲き、大輪のオレンジ色が見事なキンセンカは、ガーデニング初心者の方でも庭、プランターともに育てやすく、水やり、肥料も特別なことをする必要がありません。

キンセンカの種を撒いて、その種が発芽するまでの日数はどのくらいかかるのでしょうか。

キンセンカ 種 発芽 日数

キンセンカの種が発芽するまでの日数は?

キンセンカの種を撒くのは、一般的には秋(9月上旬から10月下旬にかけて)ですが、北海道や東北等の寒いエリアでは、種を撒くのは春(3月上旬から6月中旬にかけて)になります。

この種が発芽するまでの日数は4~10日。発芽するために必要な温度は15~25℃。ちなみに、開花するまでの日数は春撒きの場合は100~120日ほど、秋撒きの場合は200~210日となっております。

 

どの花でもそうですが、種を撒いたからといって、すべての種が発芽して花を咲かせてくれるわけではありません。なぜ、発芽しなかったのか、その理由についても、調べてみました。

 

キンセンカ初心者の方からの口コミに、こんなお悩みが投稿されておりました。

Aさん

早く花を咲かせたいと急ぐあまり、8月中旬に種を撒いたら、一つも発芽しなかった。

これは、育苗中に発生したトラブルですが、その原因はウドンコ病です。8月中旬の暑さと風のない、日当たりの良過ぎる場所に植えたために、土の中の温度、湿度が上がり、ウドンコ病が発生したことによるトラブルです。

まだ暑い8月中旬に種を撒く場合は、風通しの良い、涼しい場所を選ぶことが基本です。プランター等に種を撒き、まずは発芽するまで日陰、もしくは風通しの良い涼しい場所で育て、発芽した後は日当たりの良い場所へ移動させましょう。

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ちなみに、この方は、種を植える土には鹿沼土を3割、苦土石灰を少々混ぜたそう。発芽するまでの日数は5日とのことでした。

まとめ

キンセンカの種を撒くものは、市販されているポット、育苗箱、鉢等、どんなものでも問題ありません。種を撒いた後は、土を軽くかぶせ、水をたっぷりと与えておきます。発芽し、本葉が3枚以上になったことを目安に、お好みの場所、鉢、プランター等に定植すればOKです。