ミニカトレアは小型に品種改良された交配種です。様々な種類があり色とりどりの可愛らしい花を咲かせる事から人気があります。寒さにも強いため温度管理が他のラン科の植物に比べるとしやすいため、家庭でも育てやすい植物です。

たくさんの品種がありますが、ここでは一般的なミニカトレアの育て方やコツをご紹介しますね。

ミニカトレアの家庭栽培 育て方やポイントは!?

ミニ カトレア 栽培

ミニカトレアを家庭で育てたい方へ、基本的な育て方や栽培のポイントについてまとめてみましたので、参考にしてみてください。

<育て方>

置き場所:日光を好みますが直射日光は避けます。屋内のみで栽培する場合、年間通して日が当たり風通しの良い窓際がいいです。

葉焼け防止のためにもレースのカーテンなどでの遮光が必要です。

気温が15℃以上であれば、屋外で栽培可能ですが、なめくじなどの害虫被害に合わないためにも、直射日光を避け風通しのよい場所に吊るすなどして栽培してください。

温度管理: ミニカトレアは寒さに強いと言われています。温室がなくても育てる事が可能です。屋内と屋外で育てる場合は、最低気温15℃が目安になります。

15℃以上で屋外、15℃を下回ってきたら屋内で育てます。

冬の温度管理は、夜は最低気温5℃までは大丈夫と言われています。日中は15℃~20℃くらい、夜間は10℃~15℃を目安に温度管理してください。

水やり:どの植物もそうですが、水の与えすぎは根腐れの原因になります。植え込み材が乾いてからたっぷりと水を与えてください。

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肥料:基本的には新芽が成長している時期のみ与えます。肥料の与えすぎはかえって株を傷める原因になりますので注意が必要です。

目安は新芽が成長している時期、固形肥料であれば月に1回、液肥であれば週1回を目安に与えてください。冬場は必要ありません。

<栽培のコツ>

水をあげる時には、鉢底もしっかりと乾いているか確認してあげるのがポイントです。表面の植え込み材が乾いていても、植え込み材の状態によって中はまだ湿っている事があるからです。

湿った状態で水やりをしていると根腐れしてしまいます。

肥料は与えてよい時期であっても、株が弱っている場合や真夏は控えた方が良いです。肥料を与えすぎると、花芽がでなかったり病気を引き起こしたりしますので株の状態を観察しながら与える事がポイントです。

まとめ

いかがでしたか? 水やりと肥料は与えすぎても株をダメにしてしまうので注意が必要ですね。冬でも最低気温が5℃までは耐えられる丈夫な品種なので、寒い地域でも育てられますね。

ミニカトレアは品種が多いため、お店や園芸専門店などで育て方を確認しておくのも上手に育てられるコツかと思います。