クロッカスの水栽培は手間もかからず気軽に始められるガーデニングですが、一度花が咲いてしまった球根はどうすればいいのでしょうか?そのまま廃棄してしまって良いのでしょうか?もしかしたらもう一度花は咲かないのでしょうか?咲くとすればどうすればよいのでしょか?調べてみたいと思います。
クロッカスの水栽培の花後の手入れ
水栽培は球根の栄養分で育つことを前提に栽培する仕組みになっています。クロッカスも同様です。ですから球根を選ぶときになるべく大きくて太った物を選んでくださいというのはその球根に花を育てる栄養分があらかじめ持って居ることを期待しているからです。
このため一度咲いた水栽培の球根は栄養を使い果たしており、そのままではその球根は使い物になりません。水栽培で一度咲いた球根に栄養を与え直すには土に植える方法しかありません。土に植えるにはなるべく根を傷めないようにに抜いて、肥えた土に根を広げて植えてすぐにたっぷり水をあげましょう。土がすぐ乾くようでしたらまた水をあげましょう。また、花が咲いた後の葉は切ったりしてはいけません、なぜなら葉は日光を浴びて光合成をして栄養分を作ったり呼吸をしたりする植物の大事な器官だからです。
この方法で運が良ければ翌年もクロッカスは花を咲かせてくれるでしょう。しかし前文にも書いたように水栽培で花を咲かせた球根は栄養を使い果たしてしまっているので花が咲くかはその球根の栄養状態によります。またクロッカスは親球根から子球根が出来ますが一度水栽培をしてしまった球根から子球根ができるかは疑問ですし子球根ができたとしてもとても小さなものになってしまう可能性があるので、水栽培をしてしまった球根は持っても2年というふうに思ってもらった方が良いかもしれません。
【まとめ】
水栽培をしたクロッカスをもう一度咲かせるには土に植え替えるしか方法が無いようです。土からクロッカスの球根に栄養を補給するという方法ですがあまり期待はしないほうが良いようです。何故なら水栽培をしてしまった球根は栄養を使い果たしてしてしまっているからです。このような事から水栽培を何度も楽しむためには最初はクロッカスを土で育てて子球根を増やして子球根で水栽培を楽しむという方法があります。しかしクロッカスの子球根は年に数個しか出来ないのでしばらく土で栽培する必要があります。