夏のまっさかりの中で、元気に咲く代表的な花としてカンナはよく知られている花です。カンナは、太陽の強さに負けるどころか、太陽の下だからこそ元気にその姿を魅せる花といっていいでしょう。そんな力強いカンナの花言葉は、色によっても花言葉の意味が変わるようです。
そこで、カンナの花の色による花言葉と、カンナの種類についてもご紹介します。
カンナの花言葉と花の色による花言葉！カンナの種類は？
カンナの花色に関わらず全体的な花言葉には、＜情熱＞・＜快活＞・＜尊敬＞・＜雄大な美＞・＜疑い＞・＜妄想＞・＜若い恋人同士のように＞・＜上機嫌＞などがあります。これらのカンナの花言葉の意味には、カンナそのものが強い太陽の下でも、元気に咲く力強さと、華やかさを見せつける特徴があることが由来とされています。
＜妄想＞の花言葉も、鮮やかなカンナの花びらが、幻想的に見えることからつけられた花言葉といわれています。そして、カンナの花言葉の意味は、花の色によっても変わります。その代表的な色が、赤色のカンナと黄色のカンナです。それぞれの花言葉を見ると、
・赤色のカンナの花言葉：＜堅実な末路＞・＜堅実な最後＞
・黄色のカンナの花言葉：＜永続き＞・＜永遠＞
と、二つの花言葉は、カンナが強い太陽に負けない強さと華やかさがあるという意味を表すもので、結婚などのお祝い事に喜ばれる花として知られています。もちろん、この花言葉から、恋人に贈る花としても最適な花といえます。
カンナは、暑い太陽の光を浴びて花を咲かせるということから「情熱」の花言葉もあるので、自分の気持ちをこめて相手に贈る花としては最適な花といえそうです。カンナの種類には、現在、中型種・大型主・矮性（わいせい）種・斑入り種が存在しています。
矮性種は、種から発育させた品種でその中で「トロピカルシリーズ」が人気です。その中の「ビュー」という名を持つ品種は、葉っぱを観賞するカラーリーフの品種になり、葉っぱの色には、ブラックやピンク、イエローからオレンジ系の色があるのが特徴です。
その他にも、葉っぱにストライプのような斑模様が入る品種なども人気となっていて、＜バンコック＞・＜アメリカンレッドクロス＞・＜ストリアタ＞などの品種など数多くあり、それぞれ花の色から斑の入り方が様々です。
まとめ
カンナは、人気のある種類の花が多いのに、一部のカンナは、あまり流通されていないものもあり、お店ではなかなか手に入らない品種もあります。では、カンナの花の色による花言葉についてまとめておきます。
・赤色のカンナ：＜堅実な末路＞・＜堅実な最後＞
・黄色のカンナ：＜永続き＞・＜永遠＞
・強い太陽に負けない強さと華やかさがあるという意味
・カンナの種類には、現在、中型種・大型主・矮性（わいせい）種・斑入り種がある
・＜ビュー＞・＜バンコック＞・＜アメリカンレッドクロス＞・＜ストリアタ＞などの品種など数多くある
カンナは、一度花を咲かすと次々と大輪の花を咲かせます。病害虫の心配も少なく乾燥にさえ注意すれば、毎日元気に咲いてくれるので育ててみるのもおすすめの花ですよ。
