皆さんはゼラニウムというとどんな花を思い浮かべるでしょうか?
一言にゼラニウムといっても沢山の種類があります。
ゼラニウムの中には花の色を変化させる種類の物もあります。
今回はそんな花の色を変化させるゼラニウムを調べて行きたいと思います。
ゼラニウムの色の変化
ゼラニウムの花の色が変化してしまうのは一般的なゼラニウムの場合は気温のせいだったり、日照のせいだったりします。
時期によって花色が変化してしまうのは致し方ないことですが、新芽がでていれば問題なく咲き続けるので花色の変化も楽しみましょう。
ゼラニウムには最初から花色が変わるように品種改良された種もあります。
それがホワイトtoローズです。ホワイトtoローズは岐阜県で開発された、花色が変化するゼラニウムです。
開花初日は白、開花翌日には薄いピンク、7日目には濃いピンクになる品種です。
次に簡単なホワイトtoローズの育成方法を書いて置きます。
ホワイトtoローズは12cm~15cmの鉢に一株か60cmのプランターに2~3株排水性の良い土に植えて、十分な日照を確保すれば、気温15℃~20℃、冬は10℃~15℃で開花します。
30℃以上になると開花が鈍るようです。
植え替え後は風通しの良い場所においてあげて、十分な日照を当ててください。
春から初夏は生育しながら次々に開花していき真夏には夜の温度が30℃を超えると生育が止まってしまうので夏は涼しい場所においてあげましょう。
秋口に温度が下がるとまた開花し始めます。
液体肥料を与えてあげると花の色がよくなります。
冬は生育が止まってしまうので水をやりすぎると根腐れを起こすので注意が必要です。
まとめ
ゼラニウムはどんな種でも通年咲きなので時期や気温によって花の色が変わることがわかりましたが、自分で花の色を変化させられる種があることもわかりました。
今の所、ホワイトtoローズのだけのようですが日々進化が見られるゼラニウムのことですからこれから花の色の変化を楽しむ別種が出てきてもおかしくないでしょう。
1年を通して楽しませてくれるゼラニウムだからこそ大切に育てていきたいですね。